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Brabioとは何か|何を管理する道具で、どこまでできるか

2026年9月12日 ・ Pinateca編集部

Brabioとは何かを調べる人は、たいてい工程表を引く道具を探しています。表計算で線を引くのに疲れて、クラウドの道具を探し始めた。その途中でこの名前に当たった、という流れです。この記事では、公式サイトとヘルプに書かれている内容だけを使って、この道具が何を管理するために作られていて、どんな画面が用意されていて、公式自身が対応していないと書いている部分がどこなのかを整理します。チームの進行を預かる立場から見て、候補に残すかどうかを決められる形にします。

国産の工程表の道具が、どういう文脈から出てきたか

工程表の道具には、大きく2つの流れがあります。1つは海外で生まれた作業の板を中心にしたもので、カードを列に貼って動かす形が主役です。もう1つは日本の現場で使われてきた横棒の工程表を、そのままクラウドに持ってきたものです。この製品は後者にあたります。

背景には、日本の職場で工程表が表計算で作られてきたという事情があります。行に作業、列に日付を並べて、セルに色を塗る。この形は誰でも作れて誰でも読めますが、人数が増えると更新が追いつきません。1人が引き直している間、他の人はその表を開けません。この不便を解くところから、国産の工程表の道具はいくつも生まれています。

公式サイトのトップページには、エクセルの10倍速いという表現と、5人までならずっと無料という案内、そして導入が20万社を突破したという記載が並んでいます。打ち出しの中心が「速く引ける」ことに置かれているのが分かります。線を引く速さを最優先に設計された道具だ、という前提で機能の一覧を見ると、何が厚くて何が薄いのかが読み取りやすくなります。

とりまとめる立場から見て確かめるべきなのは、この「速く引ける」が、引いた後の運用まで支えてくれるかどうかです。線を引くのは最初の1日で、その後は毎週の更新が続きます。

グループとプロジェクトとタスク。3つの階層で押さえる

この道具の構造は、公式ヘルプに図解で説明されています。いちばん外側がグループ、その中にプロジェクトが並び、プロジェクトの中にタスクが入ります。ヘルプの説明では、タスクはプロジェクトの単位の中では最小単位のもの、と書かれています。

この3階層で重要なのは、グループが「別々の入れ物」として機能する点です。公式ヘルプには、プロジェクトは各グループに紐づいているため、あるグループで作ったプロジェクトは別のグループでは利用できないと書かれています。会社や部署の単位でグループを切る設計です。

さらに、料金の課金もグループ単位です。グループAとグループBが無料プランで、グループCだけ有料なら、料金が発生するのはグループCだけ、という説明が公式ヘルプにあります。つまりグループの切り方が、そのまま費用の設計になります。

導入の前にこれを決めておかないと、後で困ります。部署ごとにグループを分ければ安く済みますが、部署をまたいだ案件を1つの画面で見ることはできません。逆に全社を1つのグループにまとめれば横断で見られますが、人数の段が上がります。3つの階層のうち、いちばん上をどう切るかが最初の判断になります。

タスクの中身は、5つの部品でできている

タスクを開いたときに何が並んでいるかも、公式ヘルプに説明があります。5つの部品です。

・タスクのコンソール。達成率、ステイタス、登録者、更新者に加えて、達成率の入力欄が置かれています ・添付ファイルボックス。コメントに添付したファイルの一覧です ・コメントエリア。ここでのやり取りは担当メンバーにメールで通知されます ・担当者リスト。権限を持つ利用者がメンバーを変更、追加、招待できます ・あしあと。誰がこのタスクにアクセスしたのかを見られる場所です

この並びから読み取れるのは、タスクが「作業の記録」だけでなく「やり取りの場」として設計されていることです。コメントと添付ファイルがタスクの中に同居していて、しかもコメントを書くとメールが飛びます。

とりまとめる立場から見ると、この作りは良し悪しの両面があります。良い面は、その作業に関する会話と資料が1か所に集まることです。後から経緯を追うときに、チャットと板を行き来しなくて済みます。困る面は、通知の量です。動いている案件が多いと、コメントのたびにメールが届きます。通知の設定は後述するとおり調整できるので、導入のときに合わせてください。

公式サイトには、ガントチャートを引くだけですぐに場ができる、という趣旨の説明もあります。工程表を引く作業が、そのままやり取りの場所を作る作業を兼ねる、という思想です。

4つのユーザーモードが、招き方を決める

この道具のいちばん特徴的な部分が、招き方の設計です。公式のサービス提供情報のページには、管理者、スタッフ、パートナー(外部メンバー)、ゲスト(外部メンバー)の4種類を招待時に設定する、と記載されています。

公式サイトの機能紹介のページでは、これを交流サイトの「友達」のような感覚だと説明していて、招待する時点で種類を決めることで、細かいアクセス権の設定から解放される仕組みだ、としています。

実務でこれが効くのは、外の会社の人を入れるときです。公式ヘルプには、ゲストで招いた人には招待されたタスク以外が見えない状態になる、という説明と画面の比較が載っています。つまり、取引先には関係する作業だけを見せて、他の案件は見せないという運用が、権限表を作らなくても成立します。

さらに、同じ外部の人でも案件ごとに扱いを変えられます。公式ヘルプには、ある人がプロジェクトAではパートナー、プロジェクトBではゲストとして割り当てられる場合も想定した設計だ、と書かれています。協力会社との距離が案件ごとに違う仕事では、この柔軟さが効きます。

安全側の仕組みもあります。グループ設定に外部メンバー制限という項目があり、ゲストとパートナーを使うかどうかを切り替えられます。公式ヘルプには、緊急時にはここで瞬時に外部メンバーを遮断することもできる、と説明されています。

用意されている画面と、それぞれが答える問い

画面の種類は複数あります。どの画面がどの問いに答えるのかを対応させると、使い分けが決まります。

画面 答える問い
ガントチャート いつからいつまでで、何が並行しているか
カレンダー表示 今週、何がある日なのか
〆切カレンダー表示 締切がどの日に集中しているか
プロジェクト横断ビュー 会社全体で誰がいつ何をしているか
担当状況ビュー いま誰が忙しいのか
印刷用画面 紙で配るときにどう見えるか
プロジェクトサマリー この案件は全体としてどうなっているか

公式サイトでは、プロジェクト横断ビューを「今までのクラウドサービスでは出来なかったこと」と表現し、要望の中でもっとも多かった機能として実装したと説明しています。担当状況ビューについては、重要なメンバーほど複数の案件に参加している、という前提から、メンバーの空き状況を可視化するものだとしています。

とりまとめる立場でいちばん使うのは、この2つになります。案件単位の工程表は担当者が見るもので、進行を預かる人が見たいのは「人」の側です。誰が詰まっているか、誰に余裕があるか。この2つの画面があるかどうかで、週次の確認にかかる時間が変わります。

印刷用画面が用意されているのも、国産の道具らしい点です。発注元への提出や、現場に貼る用途が想定されていることが読み取れます。

進捗の催促と、記録の残り方

進行の管理で手間がかかるのは、催促です。この道具にはPing(進捗報告)という仕組みがあり、公式ヘルプに使い方が説明されています。

プロジェクトのトップにある「今週のタスク」の中から、気になるタスクにチェックを付けてクリックすると、担当者に報告依頼がまとめて送られます。ヘルプには、一つ一つのタスクに降りていかなくてもまとめて依頼ができる、と書かれています。受け取った側は、コメントを書いて返すこともできますし、時間がないときはスライダーを動かして報告ボタンを押すだけでも返せます。

この「まとめて依頼できる」点と「1クリックで返せる」点が組み合わさっているのが実務的です。催促する側の手間と、される側の手間が両方下がらないと、進捗の報告は続きません。

記録については、あしあと機能が用意されています。公式サイトには、記録される操作の種類が列挙されていて、閲覧、作成、更新、完了確認、完了、再開、停止、削除、コメント、ファイルの上げ下ろし、メンバーの追加や解除、権限の変更、監査権限の付与と取り消し、招待、参加、進捗報告の依頼と報告まで並んでいます。

しかもこの記録はメンバー内に公開されます。公式サイトは、全員に見られているという状態そのものが、問題が起きないための対策にもなる、という趣旨の説明をしています。

公式が「対応していない」と書いている部分

比較の記事や紹介の記事を読むと、対応していると書かれていることがあります。公式は、それに対して自分から注意書きを出しています。サービス提供情報のページに、対応していない機能として2つが挙げられています。

1つ目は、カンバン方式の表示です。タスクを未着手、進行中、完了といった列に配置するボード形式の表示には対応していない、と記載されています。2つ目は、外部サービスとの連携です。Google、Facebook、Microsoftなどのアカウント連携以外には対応していない、と書かれています。

この2つは、道具の選び方に直接効きます。作業を列に貼って動かす進め方をしているチームなら、そもそも画面の形が合いません。逆に、横棒の工程表で日程を管理する進め方なら、カンバンが無いことは困りません。

外部連携については、チャットに通知を流したい、表計算と自動で同期したい、といった組み立てができないことを意味します。ただし、表計算との行き来はファイルの入出力で担保されていて、CSVとエクセルの両方に対応していると公式に記載があります。自動でつなぐのではなく、手で書き出して手で取り込む形です。

自分から「対応していない」を並べて公開している姿勢は、比較する側からするとありがたい部分です。書かれていないことについては、試用の期間に自分の目で確かめてください。

工程表の外側にある、3つの仕組み

この道具には、工程表に載せるほどではない仕事を受け止める仕組みも用意されています。公式サイトと提供情報のページから読み取れるのは3つです。

1つ目はToDo管理です。公式サイトには、自分のToDoリストと、メンバーに依頼したToDoリストを一覧して管理できる、と説明されています。工程表に載せるほどではないが忘れると困る、という類の仕事の置き場です。とりまとめる立場から見ると、「依頼したものの一覧」が持てるのが実用的です。頼んだことを覚えておく負担が減ります。

2つ目はコミュニケーションシートです。プロジェクトごとのコメントとファイル共有の場所だと記載されています。特定のタスクに紐づかない相談や、案件全体に関わる資料の置き場になります。

3つ目はつぶやきです。プロジェクト内にコメントを投稿する仕組みで、公式サイトは、会議で言うほどでもない考えを気軽に書ける場所があること自体に価値がある、という趣旨の説明をしています。

この3つが工程表と同じ場所にあるのは、狙いがはっきりしています。作業の板と会話の場所が別々だと、どちらかが必ず放置されます。1か所にまとめることで、開く場所を1つにする設計です。ただし、すでに社内で別のチャットを使っているなら、話す場所が二重になります。導入のときに「どの話をどこに書くか」を決めておかないと、両方が中途半端になります。

通知の量を、最初に調整しておく

この道具はメールで動きます。コメントを書くと通知が飛び、その通知メールに返信すると、それがそのままコメントとして書き込まれる仕組みも用意されています。公式サイトには、メンバー全員が携帯端末を持っているとは限らないので、ウェブにアクセスしなくてもやり取りが保たれるように作った、という趣旨の説明があります。

現場の職人さんや、パソコンを常時開いていない人が入る仕事では、この作りが効きます。相手はメールに返信するだけでよく、こちらの板には記録が残ります。新しい道具の使い方を覚えてもらう必要がありません。

一方で、案件が増えると通知の量が問題になります。調整できる場所は2つあります。1つはグループ設定のメールコメント設定で、コメントとメールの通知に関する設定ができると公式ヘルプに記載があります。もう1つは、プロジェクトを作るときに選べる計画モードです。公式ヘルプには、計画モードのプロジェクトについては、そのプロジェクトに対するメール通知がすべて飛ばない仕様だと書かれています。

ただし、計画モードには注意点があります。一度本運用にしたプロジェクトを計画モードに戻すことはできない、とヘルプに明記されています。工程を固める段階で使って、固まったら本運用に切り替える。この一方通行を前提に使ってください。

動く場所と、携帯端末の扱い

動作環境も公開されています。公式のサービス提供情報のページには、クラウド型のサービスでインストールは不要と記載され、対応ブラウザとしてMicrosoft Edge、Apple Safari、Google Chrome、Mozilla Firefoxの最新版が挙げられています。

携帯端末については、専用のアプリは提供しておらず、携帯端末のブラウザからの利用が可能だと明記されています。現場に出る人が多いチームでは、ここが判断の分かれ目になることがあります。アプリで通知を受け取る運用はできないので、通知はメールで受ける形になります。

メール通知の仕組みは公式ヘルプに整理されていて、更新があったときに対象者へ送信され、更新した本人には届かない、という基本の考え方が説明されています。送られる対象は、グループの連絡帳なら更新者を除くメンバー全員、タスクなら登録者と割り当てられたメンバー、それに購読しているメンバーです。

ヘルプには、グループには登録されていてもプロジェクトには割り当てられていない場合があるので注意するように、という補足もあります。通知が来ないという問い合わせの原因が、たいていここにあるということです。導入のときに、誰がどのプロジェクトに入っているかを一度確かめてください。

安全性の考え方と、有償でしか使えない制限

社内の承認では、データの置き場所と守り方を必ず聞かれます。公式サイトには、この点の説明がまとまって置かれています。

クラウドの基盤にはGoogleのプラットフォームを使っていて、利用者のデータはすべてその中に格納され、複数のバックアップで守られている、という説明があります。あわせて、データをすべてクラウド内に保管することで自社内には一切データを置かない、という運用方針も書かれています。

もう1つ、システムの運用をすべて自社内で完結していて、外部企業や社員以外が運用に関わることがない、という記載があります。誰が触れる立場にあるのかを絞っているという説明です。

機能としての守りは3つ挙げられています。IPアドレス制限(ホワイトリスト)、アカウントロック、アクセス制限です。このうちIPアドレス制限については、有償プランのみと明記されています。接続元を絞る社内規程があるなら、人数が5人以下でも有料に上げる必要があります。稟議の前に、この一点だけは確かめておいてください。

作っている会社と、提供が続いているか

道具を選ぶときは、作っている側の状況も見ます。公式の会社概要ページによると、運営しているのは東京都新宿区に本社を置く会社で、設立は2009年5月です。事業内容としてインターネットサービスとソフトウェアの開発と販売などが挙げられています。

経歴も公開されています。代表者は、バーチャルリアリティ製品の開発を経て、2002年にグループウェアの会社に入り、中小企業向けのグループウェアと大規模向けの製品の開発および開発統括を歴任したと記載されています。取締役も同じ会社の出身で、予定調整のサイトで2008年にグッドデザイン賞を受賞したとあります。国内のグループウェアを作ってきた人たちが、工程表に絞って作り直した製品だと読めます。

提供の状況については、サービス提供情報というページが専用に用意されています。

Brabio!(ブラビオ)は2026年8月現在、提供中です。 出典: brabio.jp

このページの最終更新日は2026年8月7日です。新規の申し込みも通常どおり受け付けられており、受付停止や終了の告知は見当たりませんでした。運営会社が変わったことを示す記載も見当たりません。料金の改定については、公開されているページに改定の履歴は見当たりませんでしたが、締日を2012年11月30日に末日から変更したという注記が残っています。条件が動くことはある前提で、契約の前にそのときのページを確かめてください。

料金の形が、道具の性格を決めている

料金の形も、この道具が何を大事にしているかを表しています。公式のアップグレードページによると、無料プランは5ユーザーまでで、プロジェクト数は無制限、標準のストレージは50MBです。有料は人数の定員で区切られていて、10人までが月3,300円、50人までが月16,500円、100人までが月33,000円と記載されています。金額は税込の表記です。

注目すべきは、プロジェクト数が無料でも有料でも無制限だという点です。多くの道具は、無料プランで作れる箱の数に上限を置きます。この道具は箱の数では絞らず、人数と容量だけで区切っています。案件を細かく分ける進め方をしても、数では止まりません。

この区切り方は、説明のしやすさにつながります。チームに伝えることが「何人まで」と「容量」の2つで済むからです。機能で区切られている道具だと、誰がどのプランなのかで画面の見え方が変わり、その説明を毎回することになります。機能で絞らず、区切るのは人数とボードの数だけという考え方を選んでいる道具があるのは、この手間を無くすためです。人数ごとの金額の考え方は料金に、どの画面が誰でも使えるのかはできることに整理してあります。

表計算との行き来を、どこまで前提にするか

国産の工程表の道具を見るときに、必ず確かめたいのが表計算との関係です。この道具は、そこを正面から認めています。

公式サイトには、世間の人のほとんどが工程表やスケジュール管理を表計算のシートで行っているのも事実だ、という趣旨の記述があり、そのうえでエクセルのシートに一括出力する機能を強力な機能として挙げています。発注元への報告や経営者への報告に役立つ、という説明です。

つまり、板の中で完結させることを目指すのではなく、板から紙と表計算に出していく前提で作られています。公式のサービス提供情報にも、エクセルとCSVの両方について入出力に対応すると記載されています。

この設計は、発注元が表計算でしか受け取らない仕事では大きな利点です。板で管理して、報告のときだけ書き出す。二重に管理する必要がありません。ただし、書き出しの回数には制限があります。公式ヘルプには、フリープランでは1日にのべ3回までで、有料プランは無制限と書かれています。報告のたびに書き出す運用をするなら、この回数が判断の材料になります。

複数の案件を1枚のシートにまとめて書き出す仕組みもあり、こちらは出力できるセルの数の上限が3,000,000セルと記載されています。全社の工程を1枚にして経営会議に出す、という使い方が想定されていると読めます。

向く場面と、向かない場面を先に分ける

ここまでの内容を、判断の形にまとめ直します。向くのは3つの条件が揃う場合です。1つ目、日程を横棒で管理していること。2つ目、外の会社の人が案件ごとに出入りすること。3つ目、表計算との行き来が業務に組み込まれていること。この3つに当てはまるなら、候補に残す価値があります。

向かないのは2つの場合です。1つは、作業を列に貼って動かす進め方をしているチームです。公式が対応していないと明記しているので、画面の形が根本的に合いません。もう1つは、他のサービスと自動でつなぎたい場合です。こちらも公式が範囲を明示しています。

判断のときに気をつけたいのは、機能の有無だけで決めないことです。道具を替えるいちばんの理由は、たいてい機能ではなく「誰も更新しなくなった」ことです。現場では、入れてから2週間で更新が止まると言われています。止まらないようにするには、担当者が触る場所を1つに絞り、とりまとめる人が見る画面はそこから自動で組み上がるようにするしかありません。

候補を並べるときは、他の道具の区切り方も一緒に見ておくと判断が速くなります。板に貼って動かす形の無料の範囲を確かめたいならTrelloとの比較、依頼と承認の流れを重く作る道具と人数の増え方を比べたいならAsanaとの比較、文書と台帳を同じ場所に置く形ならNotionとの比較が近い話題を扱っています。

区切り方の違いが、そのまま説明の手間になる

最後に、比較のときに見るべき軸を整理します。料金表の形は3通りです。定員で区切る型、席の数で区切る型、機能で区切る型。この道具は1つ目です。定員の型は請求額が読みやすい代わりに、段の頭にいると割高になります。

人数の階段で値段が決まる型どうしを並べたいならmonday.comとの比較、開発の課題と記録を同じ場所に持ちたいならBacklogとの比較、国産の板型の道具を並べたいならJootoとの比較を見てください。候補をまとめて見渡したいときは、比較の一覧に並べてあります。

すでに別の板型の道具でカードを貯めていて、そこから中身を運びたいなら、Trelloからの移行に自動で運べるものと手で作り直すものの切り分けを書いてあります。社内の承認で必ず聞かれるデータの置き場所と記録の残り方は安全性の考え方に、人数の数え方や外部の人の扱いなど契約前の細かい条件はよくある質問にまとめました。

最後に1つだけ実務の助言を書きます。この種の道具を試すときは、いちばん忙しい案件ではなく、2番目に忙しい案件で試してください。いちばん忙しい案件は失敗したときの損害が大きく、暇な案件は試しても更新が続くかどうかが分かりません。2番目が、いちばん現実に近い結果を出します。

Q1. 何を管理する道具ですか?

横棒の工程表を中心に、案件の日程と担当と進み具合を共有する道具です。公式ヘルプによると、グループの中にプロジェクトがあり、その中にタスクが入る3階層の構造で、タスクが最小単位です。タスクには達成率、ステイタス、コメント、添付ファイル、担当者、アクセス記録が一緒に入ります。

Q2. 無料でどこまで使えますか?

公式のサービス提供情報のページによると、無料プランは5ユーザーまで、プロジェクト数は無制限、標準のストレージ容量は50MBまでです。ストレージの追加オプションは有料プランのみの設定と明記されています。また、IPアドレスによる制限は有償プランのみと記載されています。

Q3. カンバン方式のボード表示はありますか?

公式のサービス提供情報のページには、対応していない機能として、タスクを未着手や進行中などの列に配置するボード形式の表示が挙げられています。同じページで、外部サービス連携についてもGoogle、Facebook、Microsoftなどのアカウント連携以外には対応していないと記載されています。

Q4. スマートフォンのアプリはありますか?

公式のサービス提供情報のページには、専用のスマートフォンアプリ(iOS/Android)は提供しておらず、携帯端末のWebブラウザ(SafariやChrome)からの利用が可能だと記載されています。対応ブラウザはEdge、Safari、Chrome、Firefoxの最新版です。通知はメールで受け取る形になります。

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