compare
Figmaでガントチャートを作ろうと考える場面は、だいたい決まっています。提案書や社内の説明資料に工程表の1枚が必要になり、すでに開いているFigmaで作ったほうが早いと判断するときです。
先に結論を書きます。見せるための1枚を作るなら、Figmaは適した道具です。日々の進行を管理する台帳として使うと、3日目から更新が止まります。理由は機能の不足ではなく、Figmaのガントチャートが絵であって、データではないことです。この違いを理解して使い分けるなら、両方を持つ判断も成り立ちます。
この記事では、なぜ設計の道具で工程表を作ることになるのか、絵とデータの違い、実際の作り方、更新で起きること、シートと費用の数え方、そして向いている場面と移すときの判断を順に扱います。
理由は3つあります。
1つめは、見た目です。表計算ソフトで作った工程表は、社外に出す資料としては体裁が整いません。色、文字の大きさ、余白を自由に決められる道具で作ると、資料としての完成度が上がります。提案の場に出す1枚なら、この差は実際に効きます。
2つめは、すでに開いていることです。デザインの作業をしている人にとって、Figmaは1日のほとんどの時間開いている画面です。新しい道具を開いて、アカウントを作って、使い方を覚える手間と比べると、いまの画面で作るほうが速く終わります。
3つめは、自動で作れるという話が出ていることです。生成の仕組みを使って図を作る流れがあり、工程表もその対象として紹介されています。
ガントチャートは、プロジェクトのタスクとその進捗状況を視覚的に管理するためのツールです。スケジュールを入力するだけで、タスクの開始日、終了日、担当者などを盛り込んだガントチャートがFigma上に生成されます。 出典: note.com
引用は第三者が書いた紹介記事で、入力した予定からFigma上に図が生成される流れを説明しています。作る手間が下がる分、作ってみようという判断は増えます。
ここで押さえておくべきことが1つあります。生成されるのは図形です。図形には、日付の計算も、前後関係も、担当者の割り当ても入りません。生成が速くなることと、工程表として使えることは別の話です。
この違いが、Figmaで工程表を持つかどうかの判断を分けます。
データとしての工程表では、1本の棒が開始日と終了日という値を持っています。棒をドラッグすると日付が変わり、その課題に紐づいた担当者にも変更が伝わります。前の作業が3日遅れたら、後ろの作業の開始日も動きます。
絵としての工程表では、1本の棒は長方形です。ドラッグすると位置が変わりますが、日付は変わりません。日付は別の場所に文字として書かれているので、棒を動かしたら文字も直します。前後関係は線で表現されていても、それは装飾の線であって、計算には使われません。
Figmaの公式の機能の一覧を見ると、コンポーネント、オートレイアウト、スタイル、バリアブル、プロトタイプといった設計のための仕組みが並んでいます。図形の位置から日付を計算したり、作業の前後関係を保持したりする仕組みの記載は見当たりません。設計の道具として作られているので、これは欠点ではなく、目的の違いです。
この違いが実務で表れるのは、次の3つの場面です。
期限が動いたときです。1か月を超える案件で、当初の計画のまま最後まで進むことはまずありません。取引先の確認が2日遅れたという連絡が入ったら、絵の工程表では棒を2つ動かし、日付の文字を2か所直し、後ろの棒も動かし、また文字を直します。この作業は5分から15分かかります。
担当者に知らせるときです。絵の工程表を直しても、誰にも通知は届きません。変わったことを伝えるために、チャットで画像を送るか、リンクを送って見てもらいます。見ていない人がいるかどうかは分かりません。
進捗を反映するときです。作業が終わったという情報を工程表に映すには、誰かが聞いて回って棒の色を変えます。作業している人が自分で更新できる形になっていないと、この作業が毎週発生します。
見せるための1枚を作る場合、作り方を決めておくと後の手間が減ります。
最初に、時間の軸を決めます。3か月を週単位で見せるのか、1年を月単位で見せるのか。この決め方で、画面に収まる情報量が決まります。週単位で1年を並べると横幅が長くなり、資料に貼ったときに読めません。見せる相手が知りたい粒度に合わせます。
次に、目盛りを作ります。等間隔の縦線と、その上に日付のラベルを置きます。この目盛りをコンポーネントにしておくと、別の案件で使い回せます。ここで気をつけるのは、1マスの幅を決めておくことです。1週間が40ピクセルなら、4週間の棒は160ピクセルになります。この換算を決めておかないと、棒の長さが実際の期間と合わなくなります。
棒は、角を丸めた長方形で作ります。オートレイアウトを使って、棒とラベルを1つのまとまりにしておくと、上下の並べ替えが楽になります。色は、工程の種類ごとに3色までに抑えます。色を増やすと凡例が必要になり、資料としては読みづらくなります。
今日の位置を示す縦線を1本入れます。この線があると、遅れている棒がひと目で分かります。資料として見せるときに、この1本があるかないかで伝わり方が変わります。
FigJamのテンプレートを出発点にする方法もあります。公式のテンプレートの一覧には業務で使う型が並んでおり、工程の並べ方の参考になります。ゼロから作るより速く、体裁も整います。
作った図を資料に貼る場合は、書き出しの形式も決めます。画面の中で見せるなら画像で足り、印刷する資料に入れるなら解像度を上げて書き出します。書き出した画像には日付を入れておくと、後から見たときに版が分かります。
そして、作った後に必ず決めておくことがあります。この図を直す人を1人に決めることです。設計の道具は複数人が同時に編集できるので、2人が別々に日付を直すと、どちらが正しいか分からなくなります。
もう1つ、ファイルの置き場所を決めます。個人のドラフトの中に置くと、その人以外は開けません。チームのプロジェクトに置いて、関係者が見られる状態にします。無料のスタータープランではファイルの数に上限があるため、工程表のファイルを案件ごとに増やす運用は取りにくくなります。
図の作りとしては、棒を1本ずつ独立した図形にするより、コンポーネントにして使い回す形が後の手間を減らします。色や角の丸みを一括で変えられるため、資料の体裁を揃えるときに効きます。ただしコンポーネントの構造が複雑になると、直す人が限られます。工程表のように何度も触る図では、構造を簡単に保つほうが結果として続きます。
作った直後は、きれいな工程表が手元にあります。問題が出るのは3日目からです。
1日目は、作った人が最新の状態を把握しています。2日目に、1つの作業が前倒しで終わります。3日目に、別の作業の開始が遅れます。この2つを図に反映する作業が、作った人の手元に発生します。
反映しないまま3日過ぎると、図と実態がずれます。ずれた図を会議で開くと、参加者から「これは古いですよね」と言われます。1度言われると、次の会議では誰もその図を見なくなります。
工程表を1人が引き直している間、他の人はその表を見られません。編集中の画面を共有していると、動いている図形を見せることになるので、直し終わるまで待たせます。この待ち時間が、毎週発生します。
現場では、2週間で誰も更新しなくなると言われています。原因は怠慢ではなく、更新の手間が作業の量に比例して増えることです。案件が3つ並行していれば、3枚の図を毎週直します。これは1人の担当者が持てる量を超えます。
もう1つ起きるのが、版の分裂です。会議で使うために書き出した画像が、チャットに残ります。次の週に更新した図と、チャットに残った画像のどちらを見ているかで、参加者の認識が分かれます。絵として書き出せる手軽さが、そのまま分裂の原因になります。
この状態が続くと、工程表そのものへの信頼が落ちます。一度「あの図は古い」と認識されると、正しく更新した週でも誰も見ません。道具の問題ではなく、更新されない図を1度見せてしまったことの結果です。会議で使う図は、更新されている状態を保てる場所に置くしかありません。
もう1つ挙げると、進捗を反映した色分けが判断を鈍らせることがあります。終わった棒を灰色にして、遅れている棒を赤にする。一見分かりやすいのですが、色は人が手で変えるので、色が正しいかどうかは誰も保証できません。色の付いていない図のほうが、かえって日付を確認する動機が残ります。
これらは、工程表がデータで持たれていれば起きません。バーをドラッグしたら日付が変わり、その場で全員に見える状態になっていれば、書き出す必要もありません。
もう1つ、判断に関わるのが費用です。2026年9月27日時点の公式の日本語の料金ページによると、料金はシートという単位で決まります。
シートには種類があります。公式のページの説明では、フルシートはFigma Design、Figma Make、Figma Draw、Figma Sites、Dev Mode、FigJam、Figma Slides、Figma Buzzを含むすべての製品にアクセスできます。DevシートはDev Mode、FigJam、Figma Slides、Figma Buzzへのフルアクセスで、Figma Designのファイルは閲覧とコメントが可能です。コラボシートはFigJam、Figma Slides、Figma Buzzへのフルアクセスで、Figma Designは閲覧とコメント、Dev Modeは基本的なインスペクションのみとされています。
料金は、プロフェッショナルプランの月払いでフルシートが月額3,000円、Devシートが月額2,250円、コラボシートが月額750円です。ビジネスプランは年払いの表示でフルシートが月額8,300円、Devシートが月額3,750円、コラボシートが月額750円、エンタープライズプランは同じく年払いの表示でフルシートが月額13,600円、Devシートが月額5,250円、コラボシートが月額750円と記載されています。なお、税の扱いについての記載はこの料金ページには見当たりませんでした。
ここで重要な記載が1つあります。有料プランを利用している場合、追加のシートを購入することなく他の人がファイルを閲覧したりコメントしたりできるようにできる、とされています。つまり工程表を見せるだけの相手には、費用がかかりません。これは工程表の共有先が多い場合に効く条件です。
閲覧とコメントができるという条件は、工程表の使い方に合っています。見た相手が図の上にコメントを残せるので、日付の疑問をその場に書いてもらえます。ただしコメントは図に紐づくため、図を作り直すとコメントの位置が合わなくなります。長く残したいやり取りは、図の外に写しておくほうが確実です。
逆に、工程表を直す人にはシートが必要です。とりまとめる立場の人が自分で図を直すなら、その人の分のシートを用意することになります。進行の管理のためだけにフルシートを増やす判断は、費用に対して見合うかを確かめる必要があります。コラボシートで足りるかどうかは、直す対象がFigma Designのファイルなのか、FigJamのファイルなのかで変わります。
無料のスタータープランを使う場合の条件も見ておきます。公式のヘルプの記載では、スタータープランは1つのチームと3個のファイル、バージョン履歴は30日です。プロフェッショナルプラン以上はバージョン履歴が無制限になります。工程表を1つのファイルとして持つと、3個の枠のうち1つを使います。そして30日より前の状態に戻したくなっても、無料の範囲では辿れません。
工程表を手近な道具で作るという点では、表計算ソフトも同じ位置にあります。どちらを選ぶかで、性質が変わります。
表計算ソフトの工程表には、計算が入ります。開始日と終了日をセルに入れて、条件付き書式で該当する列に色を付ける形にすれば、日付を直すだけで棒の位置が動きます。この点は、図形を手で動かす形より確実です。
一方で、体裁は整いません。行の高さ、線の太さ、文字の大きさに制約があるため、社外に出す資料としては見劣りします。提案の場で見せる1枚なら、設計の道具のほうが向いています。
共同で直すときの挙動も違います。表計算ソフトでは、同じセルを同時に編集すると後から保存した内容が残ります。設計の道具では、同じ図形を2人が動かすと、位置が予測できない形になります。どちらも、直す人を1人に決めておく必要があります。
そして、どちらにも共通する限界があります。担当者に通知が届かないことと、作業している人が自分で状態を更新する仕組みがないことです。工程表を作る人と作業する人が別である限り、聞いて回る作業は残ります。
つまり、選択は3つあります。体裁を取るなら設計の道具、計算を取るなら表計算ソフト、更新の手間をなくすなら工程表をデータとして持つ道具です。最初の2つは、作る人の手間を前提にしています。
もう1つ、現実的な使い方があります。案件全体の工程表は別の場所に置き、デザインの作業の中の細かい順番だけをFigmaのファイルの中に持つ形です。
デザインの作業には、他の人には見えない段階があります。案を3つ作る、社内で見比べる、1つに絞る、細部を詰める。この段階は案件全体の工程表に載せる粒度ではありませんが、デザインの担当者には必要な情報です。
作業しているファイルの中に、この段階を並べたフレームを1つ置きます。案件全体の工程表には「デザイン案の作成」という1本の棒があり、その中の進み具合はファイルの中で分かる。この二重構造にすると、どちらも更新の手間が小さくなります。
このとき、日付は案件全体の工程表を正としておきます。ファイルの中のフレームには日付を書かず、順番と状態だけを書きます。日付を2か所に書くと、必ずずれます。書かなければ、ずれません。
同じ考え方は他の職種でも使えます。全体の工程表には1本の棒として載せて、その中の細かい手順は担当者が扱いやすい場所に置く。全部を1枚に書こうとすると、更新できる人がいなくなります。
生成の仕組みで工程表を作る流れが紹介されていますが、運用に載せる前に確かめるべきことが4つあります。
1つめは、日付が正しいかです。入力した予定から図が作られる場合、作られた図の日付が入力と一致しているかを目で確かめます。土日や祝日の扱い、期間の数え方は、生成した側の解釈が入ります。提案書に載せる図なら、この確認を省略できません。
2つめは、作り直せるかです。1度生成した図を、予定が変わったときにもう1度生成する形にするなら、生成のもとになった予定の記録を残しておく必要があります。記録がないと、前回どう指示したかが分からず、体裁が変わります。
3つめは、読みやすさです。生成された図は、要素が等間隔に並んでいても、文字の大きさや余白が資料の他のページと揃っていないことがあります。1枚だけ体裁が違うと、その図の信頼度が下がります。生成した後に、文字の大きさと色を資料の型に合わせる作業は残ります。
4つめは、担当者の名前の扱いです。生成された図に個人名が入る場合、社外に出す資料としてそれが適切かを確認します。社内の割り当てをそのまま取引先に見せると、人の配置が伝わります。
生成が速いことは利点ですが、速いぶん確認が省略されやすくなります。図が出てきた時点で完成したように見えるので、数字の確認をしないまま資料に貼る事故が起きます。日付と金額は、必ず人が確かめます。
工程表を取引先に見せる場合、社内向けとは変えるところがあります。
社内の予備の日数を消すことです。実際の計画には、遅れに備えた余裕を入れています。これをそのまま見せると、その余裕を前提に依頼が増えます。社外向けには、約束する日付だけを書きます。
担当者の名前を役割に置き換えることです。誰が何をしているかは社内の情報です。社外には「設計担当」「実装担当」のような役割で示すほうが、人の交代があっても説明が要りません。
そして、いつ時点の計画かを明記することです。図の隅に日付を入れておくと、後から見たときにどの版かが分かります。書き出した画像がチャットに残る前提なら、この1行は必須です。
見せる相手が確認と承認をする立場なら、図を渡すだけでは足りません。何を確認してほしいのか、いつまでに返事が要るのかを、図とは別に文章で伝えます。工程表は状況を示すもので、依頼を伝えるものではありません。
ここまで更新の難しさを挙げましたが、Figmaで作るのが適している場面もあります。3つあります。
1つめは、提案書や企画書に載せる1枚です。これは更新されない図です。提案の時点の計画を見せるものなので、作った後に直す必要がありません。体裁が整っていることに価値があるので、設計の道具で作るのが最も速く、仕上がりもよくなります。
2つめは、案件の開始時に全体像を合わせる場面です。関係者が集まって、大きな流れを確認する。この目的なら、正確な日付より、順番と重なりが見えることが重要です。FigJamのような場で全員が付箋を動かしながら並べると、議論が進みます。決まった後の管理は別の場所に移す前提で使えば、役割がはっきりします。
なお、この2つめの場面では、決まった内容をその日のうちに管理する場所へ写すところまでを1つの作業として扱います。写す担当を決めずに解散すると、付箋の写真だけが残ります。写す手間を惜しんで図のまま置くと、翌週には古い図になっています。
3つめは、工程の見せ方そのものを設計する場面です。自社の製品に工程表の画面を作るなら、その見た目を設計するのは設計の道具の仕事です。これは工程管理ではなく、設計の作業です。
4つめを挙げるなら、過去を振り返る資料です。終わった案件の実際の進み方を1枚にまとめて、次の案件の見積に使う。これも更新されない図なので、設計の道具で作って問題ありません。計画と実績を2段に並べると、どこで遅れが出やすいかが見えます。
この4つに共通するのは、絵として完結していることです。逆に、毎週直す予定があるなら、最初から別の場所で持つほうが結果として速くなります。
判断の目安を1つ置きます。その図を見る人が5人を超えて、かつ2週間以上使い続けるなら、データとして持つ場所へ移します。この条件に当てはまらないなら、設計の道具で作った1枚で足ります。関係者が少なく期間も短い図に、管理の仕組みを持ち込む必要はありません。
見せる1枚はFigmaで作り、進行の管理は別の場所で持つ。この使い分けが現実的な答えになります。では、進行の管理に何を使うかです。
選ぶときに見る点は3つあります。
1つめは、バーを動かすと日付が変わるかどうかです。工程表がデータで持たれていれば、期限の変更は1回の操作で終わります。文字を直す作業が発生する形は、結局Figmaと同じ手間になります。できることの一覧では、カードの期間を横棒で一覧して、バーをドラッグすれば開始日も締切もその場で変わる形を整理しています。
あわせて、期間を持たないカードも扱えるかを見ます。工程表に載せるのは期間のある作業ですが、日々の仕事には期限だけのものも、期限のないものもあります。工程表専用の道具だと、この種の仕事を置く場所がなくなり、結局別の一覧が生まれます。
2つめは、同じ情報を別の画面で見られるかどうかです。工程表だけを持つ道具だと、日々の作業はカンバンで見たい、締切はカレンダーで見たいという要望に応えられません。同じカードを別の見せ方で開ける形なら、工程表とタスクの一覧が分裂しません。
3つめは、見るだけの人の扱いです。工程表は、関係者が多いほど価値が出ます。見るだけの人に費用がかかる形だと、共有先を絞ることになります。料金のページに載せている形は、機能で絞らず、区切るのは人数とボードの数だけという考え方で、工程表は無料の範囲から使えて、閲覧だけのゲストは人数に数えません。
移行を考えるときは、持ち出しの経路も確かめます。自動で取り込めるのはTrelloだけという製品もあるので、いま使っている道具から何を運べるかは事前に調べる必要があります。Trelloからの移行のように、運べる範囲が明記されているかを見ます。
最後に、これから工程表を作ろうとしている人に向けて、1つだけ先に決めることを挙げます。この図を何回直すつもりかです。
0回なら、Figmaで作ります。提案の場に出して、それで終わりです。体裁のよい1枚が最短で手に入ります。
1回か2回なら、Figmaで作っても構いません。ただし、日付のラベルと棒を1つのまとまりにして、直しやすい構造にしておきます。目盛りの1マスの幅を決めておくことも、このときに効きます。
毎週直すなら、Figmaでは作りません。データとして持てる場所に置いて、担当者が自分で動かせる形にします。とりまとめる人が全部を直す形は、案件が2つを超えた時点で回らなくなります。
この判断を先にすると、後戻りが減ります。Figmaで作り込んだ図を、3週間後に別の道具へ移す作業は、最初から別の道具で作るより時間がかかります。図形は運べないので、作り直しになります。
比較の観点を揃えて見たい場合は、比較の一覧から各製品の整理を辿れます。設計や文書を中心にした道具と工程の管理を分ける考え方はNotionとの比較にも整理してあり、カンバンから工程表へ広げる話はTrelloとの比較にあります。運用の細かい疑問はよくある質問にまとめてあります。
作れます。目盛りの縦線と角を丸めた長方形を並べ、オートレイアウトで棒とラベルをまとめれば、体裁の整った工程表になります。公式のテンプレートの一覧を出発点にする方法もあります。ただし作られるのは図形なので、棒を動かしても日付は変わりません。提案書に載せる1枚のように、作った後に直さない図に向いています。
毎週直す前提なら避けたほうが確実です。期限が1つ動くと、棒を動かし、日付の文字を直し、後ろの棒も動かす作業が発生し、5分から15分かかります。担当者に通知も届かないため、変わったことを別途伝える必要もあります。案件が2つを超えると、この作業はとりまとめ役の手元で滞ります。
2026年9月27日時点の公式の料金ページには、有料プランを利用している場合、追加のシートを購入することなく他の人がファイルを閲覧したりコメントしたりできるようにできると記載されています。見せるだけの相手には費用がかかりません。一方で、図を直す人にはシートが必要で、プロフェッショナルプランの月払いではフルシートが月額3,000円、コラボシートが月額750円です。
公式のヘルプの記載では、スタータープランは1つのチームと3個のファイルで、バージョン履歴は30日です。工程表を1つのファイルとして持つと3個の枠のうち1つを使い、30日より前の状態に戻すことはできません。プロフェッショナルプラン以上ではバージョン履歴が無制限になります。過去の計画と比べたい場合は、この点を先に確認してください。