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monday.comの料金|最低席数がある前提で人数別に見積もる(2026年)

2026年9月5日 ・ Pinateca編集部

「monday.com 料金」で検索して料金ページを開くと、まず目に入るのは1ユーザーあたりの月額です。ところがその金額に自分のチームの人数を掛けても、実際の請求額とは合いません。monday.comの有料プランは1席ずつではなく席のまとまりで買う仕組みになっていて、最低3席から始まり、その先は5の倍数でしか増やせないからです。この記事では、2026年9月2日時点で公式サイトと公式サポートに書かれていた内容だけを使い、6人のチームがなぜ10席分を払うことになるのかを含めて、人数別の見積もりを段で示します。

進行をとりまとめる立場の人にとって、道具の費用は「安いか高いか」よりも「見積もりを外さないか」が問題になります。稟議に出した金額と請求書の金額が違えば、次に何かを提案するときの信用が落ちます。席数の前提を先に理解しておけば、その事故は起きません。

monday.comの料金は「1人あたり」ではなく「席のまとまり」で決まる

料金の話に入る前に、前提を2つそろえておきます。1つは、公開されている金額がいつ時点のものかということ。もう1つは、税の扱いです。ここを曖昧にしたまま人数を掛け算すると、あとで必ずずれます。

以下に挙げる金額は、すべて2026年9月2日に日本語ロケールで monday.comの料金ページ を開いたときに表示されていたものです。表示条件は、料金ページの「使用するユーザー数を選択」が初期値の3ユーザー、支払いは年間払い(初期表示)の状態です。料金体系は事業者の判断で変わるものなので、実際に契約する段階では必ず公式ページで最新の金額を確認してください。

料金表に並ぶ4つの有料プランと1つの無料枠

料金ページに「monday AI work platform(work management)」として表示されていたプランは、無料枠を含めて5つです。

プラン 1ユーザーあたり月額 3ユーザーの合計(年間払い)
無料 ¥0(ずっと無料・最大2ユーザー)
ベーシック ¥1,300 ¥3,900
スタンダード ¥1,650 ¥4,950(表示上の元値 ¥7,700)
プロ ¥3,200 ¥9,600(表示上の元値 ¥13,725)
エンタープライズ カスタム料金(お問い合わせ)

無料プランは「¥0」「ずっと無料」「最大2ユーザー」と表示されています。ベーシックは1ユーザー月額1,300円で、3ユーザーの合計が月3,900円。スタンダードは1ユーザー月額1,650円で、3ユーザーの合計が月4,950円。プロは1ユーザー月額3,200円で、3ユーザーの合計が月9,600円です。

ここで見落としやすいのは、スタンダードとプロには確認時点で割引の表示が乗っていたことです。スタンダードには「特別オファー:月額 ¥2,750 オフ」、プロには「特別オファー:月額 ¥4,125 オフ」と添えられており、合計欄の元値がそれぞれ7,700円13,725円で表示されていました。つまり上に並べた1ユーザーあたりの金額は、この割引が適用された状態の数字です。オファーの有無は時期によって変わるので、見積書を作るときは元値の側でも一度計算しておくと、あとで慌てずに済みます。

表示はすべて税抜。請求国によっても変わる

料金ページの脚注には、税の扱いがはっきり書かれています。

※ 価格には税金は含まれていません。価格はユーザーの請求国によって決まります。最終価格は、支払い完了前に購入ページで確認できます。 出典: monday.com

したがって、この記事で扱う金額はすべて税抜(税別)です。社内で予算を通すときに税込の数字が必要なら、消費税分を上乗せして計算し直してください。あわせて、価格は請求国によって決まるとも書かれています。海外拠点の名義で契約するのか、日本の法人名義で契約するのかで表示が変わりうるということです。最終的な金額は支払い完了前の購入ページで確認できるとされているので、稟議に添える金額はその画面で確定させるのが確実です。

年間払いと月払いで金額が変わる

料金ページには「年額 18%オフ」と「月額」の切り替えがあります。公式のFAQには次のように書かれています。「アカウントは月払いも可能です。料金ページで月額制を選択すると、月単位でお支払いいただけます。月額プランは割引の対象になりません。」そして「年額プランをお選びいただくと、18% の割引が適用されます。」

つまり、この記事に並ぶ金額はすべて年間払いを選んだ場合のものです。月払いに切り替えると18%の割引が外れます。まだ本格導入を決めきれていない段階なら月払いで様子を見る選択もありますが、その分だけ月々の負担は上がります。逆に年間払いは1年分を先に確定させる契約なので、途中で人数が減っても払い戻しの前提があるかどうかは、契約前に確認しておく必要があります。

製品が4つに分かれていて、料金表も別々にある

もう1つ、見積もりを外す原因になりやすいのが製品の分かれ方です。公式サポートには「monday.com now offers four standalone products」とあり、monday AI work platform、monday CRM、monday dev、monday service の4つがそれぞれ独立した製品として、個別に価格が付くと説明されています。

プラン構成も製品ごとに違います。「monday AI work platform and monday dev offer four paid plans: Basic, Standard, Pro, and Enterprise. monday CRM offers the following plans: Basic, Standard, Pro, and Ultimate. monday service offers its plans starting from the Standard and does not include a Basic plan.」とあり、CRMにはUltimateというプランがあり、serviceにはベーシックがありません。さらに「The Free plan is only available on monday AI work platform」と明記されていて、無料枠があるのは work platform だけです。

営業の案件管理も、開発の課題管理も、問い合わせ対応も全部まとめて入れようとすると、それぞれ別の製品として費用が立つ可能性があります。「monday.comを入れる」と社内で話すときは、どの製品の話をしているのかを先にそろえておいたほうがいいでしょう。

最低3席、その次は5の倍数。人数の端数がそのまま費用に乗る

ここからが本題です。monday.comの料金は席のまとまり(バケット)で買う方式で、公式サポートにその仕組みが明記されています。

The pricing works per group of seats and not per seat. We call this bucket pricing. Our pricing plans start at a minimum of 3 seats, and then ascend in multiples of 5. If you have a team of 4, for instance, you should choose the 5-seat option. And if you have a team of 6, you will need to select the 10-seat plan. 出典: support.monday.com

日本語にすると、料金は1席ごとではなく席のグループごとに決まる、これをバケット料金と呼ぶ、プランは最低3席から始まり、そこから5の倍数で上がっていく、という内容です。4人のチームなら5席の選択肢を、6人のチームなら10席のプランを選ぶことになる、と例まで書かれています。

料金ページの日本語FAQにも「monday.com のプランはユーザー3名の月額24ドルから始まり」という記載があります。日本語ページ本体は円で表示されるのに、FAQの説明文はドル建てのままになっている箇所があるということです。数字が食い違って見えたら、円で表示されている料金表の側を見るのが安全です。

4人でも5席、6人なら10席

この仕組みで効いてくるのは、人数がちょうどの数にならないときです。5人ちょうど、10人ちょうど、15人ちょうどのチームなら、1ユーザーあたりの表示価格がそのまま実際の単価になります。ところが人数がしきい値を1人だけ超えると、次のまとまりまで一気に上がります。

6人のチームがスタンダードを選ぶ場合を考えます。表示は1ユーザー月額1,650円ですが、席は10席分を買うことになります。10席分の月額は16,500円。これを実際に使う6人で割ると1人あたり2,750円になり、表示価格の1.67倍です。稟議に「1人1,650円 × 6人 = 9,900円」と書いて出していたら、請求額とは6,600円ずれます。

なお、選べる席数には下限もあります。公式サポートには「The number of seats you can select at checkout is based on the number of users currently active in your account. If you try to choose fewer seats than you're using, those options will appear greyed out.」とあり、いま実際に使っている人数より少ない席数を選ぼうとすると、その選択肢は灰色になって選べません。招待だけしてほとんど使っていないアカウントが残っていると、その分の席も買わされることになります。契約に進む前に、使っていないアカウントを整理しておくのが実務上の第一歩です。

人数別に、実際いくらになるかを段で見る

以下は、公式料金ページに表示されていた1ユーザーあたりの月額に、バケット料金の仕組みで必要になる席数を掛けた見積もりです(年間払い・税抜)。実際の請求額は購入ページで確定するので、あくまで社内で当たりを付けるための数字として使ってください。

実際の人数 必要な席数 ベーシック スタンダード プロ
2人 3席 ¥3,900 ¥4,950 ¥9,600
3人 3席 ¥3,900 ¥4,950 ¥9,600
4人 5席 ¥6,500 ¥8,250 ¥16,000
5人 5席 ¥6,500 ¥8,250 ¥16,000
6人 10席 ¥13,000 ¥16,500 ¥32,000
8人 10席 ¥13,000 ¥16,500 ¥32,000
10人 10席 ¥13,000 ¥16,500 ¥32,000
11人 15席 ¥19,500 ¥24,750 ¥48,000
15人 15席 ¥19,500 ¥24,750 ¥48,000
16人 20席 ¥26,000 ¥33,000 ¥64,000
20人 20席 ¥26,000 ¥33,000 ¥64,000
25人 25席 ¥32,500 ¥41,250 ¥80,000
30人 30席 ¥39,000 ¥49,500 ¥96,000

年額に直すと、10人のチームがスタンダードを使う場合は月16,500円の12か月分で、年198,000円(税抜)です。20人ならスタンダードで年396,000円、プロなら年768,000円になります。この規模になると、道具の費用として決裁のラインを超えてくるので、比較検討の資料が必要になる金額帯です。

1人あたりに直すと、しきい値の直後がいちばん高い

同じ表をスタンダードの1人あたりに直すと、割高になる人数がはっきり見えます。

実際の人数 席数 月額合計 1人あたり月額
5人 5席 ¥8,250 ¥1,650
6人 10席 ¥16,500 ¥2,750
8人 10席 ¥16,500 ¥2,063
10人 10席 ¥16,500 ¥1,650
11人 15席 ¥24,750 ¥2,250
15人 15席 ¥24,750 ¥1,650
16人 20席 ¥33,000 ¥2,063
20人 20席 ¥33,000 ¥1,650

いちばん割高になるのは6人のときで、1人あたり2,750円。次いで11人の2,250円です。人数が増えるほどまとまりの中での目減りは小さくなるので、規模が大きいチームほどこの前提は気にならなくなります。逆に、5人から10人あたりでチームが揺れている段階がいちばん影響を受けます。

実務的には、次の3つを決めてから見積もりを作ると外しません。1つ目は、誰を編集できる人(メンバー)にするか。2つ目は、見るだけでいい人を分けられるか。3つ目は、社外の人を何人入れるか。この3つで必要な席数が決まり、席数でまとまりが決まり、まとまりで金額が決まります。順番を逆にして「1人いくら」から入ると、ほぼ確実にずれます。

無料プランでどこまで試せるか

有料に進む前に、無料プランでどこまで確かめられるのかを整理します。無料プランは、料金ページの表記では「ずっと無料」「最大2ユーザー」です。試用期間で切れるものではなく、上限の中であれば使い続けられる形です。ただし上限はかなりはっきりしています。

2席・3ボード・200アイテムという枠

公式サポートには「The Free Plan has a limit of two seats on the account.」とあり、無料プランの席は2席です。さらに「You can't invite guests or viewers on this plan.」と続きます。ゲストもビューアーも招待できないので、3人目に見せるだけでもできません。5人のチームで試すという使い方は、この時点で成立しないことになります。

ボードの数は「The Free plan has a limit of 3 boards for the entire account.」とあり、アカウント全体で3ボードまで。料金ページの表記も「最大3ボードまで」「最大3ドキュメントまで」です。案件ごとにボードを分ける運用をしているなら、3つ目で止まります。

アイテム(1行の作業)の数は「On the Free Plan, you are limited to 200 items. No matter the number of boards in your account, the total number of items can't go over your item limit.」とあり、アカウント全体で200件までです。ボードを分けても合計で数えられます。ただし紹介による増枠があり、「you start off with 200 items and you can earn an additional 100 items for every person you successfully refer to the platform」と書かれています。1人紹介するごとに100件増え、「You can refer up to 8 accounts and get up to 800 additional items for a total of 1,000 items on the full account.」とあるので、最大8アカウントまで紹介して合計1,000件が上限です。なお「A deleted or archived item will not count towards the item limit.」ともあり、削除したものやアーカイブしたものは数に入りません。

ストレージは無料プランが「500 MB Storage」。参考までに、ベーシックが「5 GB Storage」、スタンダードが「20 GB Storage」、プロが「100 GB Storage」です。設計図や動画のような重いファイルを板に貼っていく運用なら、500MBはすぐに埋まります。

自動化と連携は無料プランでは使えない

無料プランの制約でいちばん効くのは、おそらくここです。公式サポートには「If you choose the Free Plan, you will not be able to use automations or integrations.」とあり、自動化も外部連携も使えません。

monday.comの強みは、状況が変わったときに自動でひとを割り当てたり、通知を飛ばしたり、他のサービスと値をやり取りしたりできる点にあります。その中心にある機能が無料プランでは触れないということは、無料で試して「思ったより普通だった」と感じたとしても、それは製品の本来の姿を見た評価ではないということです。自動化や外部連携をどれだけ使うかで判断したいなら、無料枠ではなく有料プランの試用で確かめる必要があります。

ダッシュボードにも段階があります。無料プランは「each dashboard can only contain information from 1 board」で、1つのダッシュボードに集められるのは1ボード分だけです。プラン別には「Enterprise: 50 connected boards / Pro: 20 connected boards / Standard: 5 connected boards / Free: 1 connected board」と整理されています。複数の案件を1枚の画面で横断して見たいという目的があるなら、スタンダードで5ボード、プロで20ボードという数字が判断の基準になります。

上限を超えても消えない。ただし閲覧のみになる

上限を超えたときの挙動も公開されています。「Even if you exceed the Free plan limits (more than three boards or more items than allowed), your existing data remains accessible in view-only mode. This means you can still open and review your content, but you won't be able to add new items or create additional boards.」

データが消えるわけではなく、閲覧のみの状態になって、新しいアイテムの追加やボードの作成ができなくなります。無料で試している最中に突然入力できなくなると現場は止まるので、上限に近づいたら早めに有料へ切り替えるか、いったんアーカイブして数を減らすかを決めておくといいでしょう。

工程表を引くならスタンダード以上を見る

進行のとりまとめを担っている人が料金を調べるとき、たいてい本当に知りたいのは「工程表がどのプランから使えるのか」です。ここは公式にはっきり書かれています。

ガントとタイムラインが入るのはスタンダードから

公式サポートには「Note: The Gantt chart view and widget is available on the Standard plan and up. The milestone and critical path features in the Gantt Chart view and widget are only available to Pro and Enterprise account holders.」とあります。ガントチャートのビューとウィジェットはスタンダード以上、そのうちマイルストーンとクリティカルパスはプロとエンタープライズのみ、という区切りです。

プラン説明の記事でも、スタンダードの項に「The Timeline view」「Gantt chart and widget」が並んでいます。日本語の料金ページでも、スタンダードの追加機能として「タイムライン・ガントビュー」「カレンダービュー」が挙げられています。

つまり、工程表を引くことが目的なら、ベーシックは検討の対象から外れます。3人のチームでもスタンダードの月4,950円、6人なら10席分の月16,500円が出発点になります。

ガントを使うには列の準備も要ります。「The Timeline Column or Date Column - to input the dates/timelines of your tasks and phases」が必須で、任意でPeople列、Status列、Dependency列を組み合わせる形です。日付が入っていない作業はガント上に線として出ないので、板に日付を入れる習慣がないチームでは、まずそこから始めることになります。

ガントで実際にできること

公式に挙げられている操作は幅広く、工程表としてひととおり足ります。表示単位は「Choose to view your Gantt in days, weeks, months, quarters, or years!」とあり、日・週・月・四半期・年で切り替えられます。グループ化、ラベル、色分け、会計年度の開始月の指定、グループ集計の表示にも対応しています。

依存関係については「Show Dependencies」で矢印を表示でき、バーをドラッグすると後続のタスクをまとめてずらせます。ベースラインの機能もあり、「Add a new snapshot」で当初計画との比較ができます。マイルストーンはダイヤ形で表示されます。週末の非表示、今日を示す縦線、週の開始曜日の設定、フィルタ、共有リンクと埋め込みコードの発行も用意されています。

ただし、依存関係の列そのものについては、プラン説明の記事で「Dependencies」がプロプランの項に記載されています。ガントのビュー自体はスタンダードから使えても、依存関係を本格的に組んで前後をつなぐ運用まで含めるなら、プロの範囲で考えたほうが安全です。プロは3席で月9,600円、10席で月32,000円ですから、ここが料金判断のいちばん大きな分かれ目になります。

書き出しの上限も先に知っておく

ガントは書き出せます。「To export your Gantt, click the export arrow icon at the top right-hand corner of your widget and choose between the two exporting options.」とあり、PDFとExcelの2択です。

上限は「You can export up to 10 years of your project's timeline including up to 640 items. A Gantt chart larger than these limits will return an error message.」で、期間は最大10年、件数は最大640件まで。これを超えるとエラーになります。毎月の報告にガントのPDFを添える運用を考えているなら、1つのボードに何百件も積まないようにボードを切っておくほうがいいということです。

社外の人と共有するときの席の数え方

費用が読みにくくなるもう1つの理由が、社外の人の扱いです。ここは種類ごとに課金の扱いが違うので、順に整理します。

メンバー、ビューアー、ゲストの違い

公式サポートでは、利用者の種類がこう説明されています。管理者は「Admins are account-level managers with full access. They can oversee and configure every part of the account, including security, billing, user management, and boards.」で、セキュリティ、請求、ユーザー管理、ボードのすべてを設定できます。

メンバーは「Members are team members with editing access.」で編集できる人です。「The number of members you can invite depends on the plan you've purchased.」とあり、招待できる人数は購入したプランによります。

ビューアーは「Viewers are read-only users who can access Main boards, as well as Shareable and Private boards they've been invited to. They cannot edit boards or content.」で、読み取り専用です。そしてベーシックプランの説明には「You can invite as many viewers as you want to your account. This will not count towards your billing plan.」とあり、ビューアーは何人招待しても課金対象の席には数えられないと書かれています。

これは費用を抑えるうえで大きな意味を持ちます。進捗を見たいだけの上長や、確認だけしたい隣の部署の人をメンバーではなくビューアーにできれば、席数のまとまりを1段上げずに済む可能性があります。ただし無料プランではビューアーを招待できないので、この手が使えるのはベーシック以上です。

ゲストは4人で1席。プランによって扱いが変わる

社外の共同作業者はゲストとして扱われます。「Shareable boards allow you to collaborate with external stakeholders, known as guests. The number of guests you can invite depends on your plan.」とあり、共有ボードを通じて社外の関係者と作業できます。

条件が1つあります。「A guest must have a different email domain than the person who created the account. If they share the same email domain, they cannot join as a guest.」で、ゲストはアカウント作成者と別のメールドメインでなければなりません。同じドメインの人をゲスト枠で安く入れるという運用はできない、ということです。

プラン別の扱いは次のとおりです。無料プランは「You can't invite guests or viewers on this plan.」でゲスト不可。ベーシックは「Shareable boards feature, and therefore guests, are not included in the Basic plan.」で、共有ボードの機能自体が含まれないためゲストも使えません。スタンダードは「Guests are included on the Standard plan, and their billing follows a 4:1 ratio, every 4 guests count as 1 billed seat. That means you can invite up to 3 guests for free.」で、ゲスト4人1席ぶんの課金、つまり3人までは追加の席なしで招待できます。プロとエンタープライズは「On the Pro and Enterprise plans, you can invite an unlimited number of guests!」で人数の制限がありません。

席の数え方は「Each member uses 1 seat, while every 4 guests together use 1 seat.」と整理されています。社内6人、社外のゲスト8人という体制をスタンダードで組むなら、6席 + 2席で8席分の使用となり、席のまとまりとしては10席を買うことになります。月16,500円です。

外注や協力会社と一緒に進めるチームでは、ここが料金を左右します。社外の人が多いなら、ゲスト無制限のプロを選んだほうが結果的に読みやすい費用になることもあります。

席が足りなくなると自動でアップグレードされる

見落とすと痛いのが、この一文です。「If your total usage, including team members and guest groups, exceeds your plan's seat limit, your account will be automatically upgraded.」

メンバーとゲストのグループを合わせた使用が席の上限を超えると、アカウントは自動的にアップグレードされます。人を1人足したつもりが、月額のまとまりが1段上がる、ということが起こりえます。招待の権限を誰に持たせるか、招待の前に管理者へ一声かける運用にするかを、契約時に決めておくのが安全です。この点は、道具を入れたあとに揉めやすいところでもあります。

履歴と権限で見る、プランの分かれ目

料金表の機能名だけを見比べても判断がつかないとき、実務でいちばん効いてくるのが履歴の保持期間と権限の細かさです。

アクティビティログの保持期間

変更履歴をどこまでさかのぼれるかは、プランで明確に違います。公式サポートには「On the Basic plan, you are able to see the activity from the past week only.」「The Standard plan holds activity data for 6 months.」「The Pro plan holds data for up to 1 year.」「The Enterprise plan holds data for up to 5 years.」とあります。

ベーシックは直近1週間、スタンダードは6か月、プロは最大1年、エンタープライズは最大5年です。なお無料プランのアクティビティログの保持期間については、公開資料では確認できませんでした。参照したプラン別の記事がベーシック以上のみを列挙しているためです。

「いつ誰が期日を動かしたのか」を後から確認したい場面は、進行を預かる立場ならどこかで必ず来ます。ベーシックの1週間は、月次の振り返りには足りません。そこを重視するならスタンダード以上、という読み方になります。

さらに絞り込みにも差があります。「The "Filter Log" option is only available on the Pro and Enterprise plans. The Basic and Standard plans can only filter by "Person" to see who made the change.」とあり、ログの絞り込み機能はプロとエンタープライズのみ。ベーシックとスタンダードでは「誰が変更したか」を人で絞ることしかできません。

権限の細かい制御はプロから

権限まわりも段階があります。プロプランの説明には「Advance permission and restriction settings. You are able to control who can see and edit content with permissions and restrictions to both the board and individual columns.」とあり、ボード単位だけでなく列単位でも、誰が見られて誰が編集できるかを制御できます。

プライベートボードもプロプランの項に記載があります。「A private board will only be seen by the member who created the board and anyone that they invite to the board.」で、作成した本人と招待された人だけが見られるボードです。

エンタープライズの追加機能としては、日本語の料金ページに「マルチレベルのアクセス権限」の記載があります。

金額や個人情報を扱う列を混ぜたい、けれど全員には見せたくない。この要求があるかどうかで、スタンダードとプロのどちらを選ぶかが決まります。3人なら月4,950円と月9,600円の差ですが、10人なら月16,500円と月32,000円の差になり、年間では186,000円の開きになります。列単位の権限が本当に要るのかどうかは、金額に見合うかで判断する価値があります。

データの出し入れ。取り込みと書き出しでできること

道具を入れる判断と同じくらい大事なのが、出せるかどうかです。入れたあとに合わなかったとき、データを持ち出せる形になっているかを先に見ておきます。

Excelからの取り込み

取り込みは表計算のファイルに対応しています。「The following file types are supported in the import: .xlsx, .xls, and .csv. As of now, XLSM files are not supported.」とあり、xlsx、xls、CSVが使えます。マクロ入りのXLSMは対象外です。

条件として「For the import to work properly, the spreadsheet must have at least 2 columns.」があり、列は2つ以上必要です。「If your Excel spreadsheet contains multiple tabs, only the first tab will import.」ともあり、シートが複数あっても最初のシートしか取り込まれません。案件ごとにシートを分けた工程表を持っているなら、シートの数だけ取り込み作業が発生します。

サブアイテムの扱いにも注意が要ります。「Subitems from Excel will be imported as items onto your monday board, after which you can manually convert them to subitems.」で、いったんアイテムとして入り、あとから手作業でサブアイテムに変換する流れです。そして「Basic structure and data are imported, but custom Excel formatting (like colors or formulas) won't carry over.」とあり、基本的な構造とデータは入りますが、色づけや数式のような書式は引き継がれません。長年かけて作り込んだ工程表のシートをそのまま持ってこられるわけではない、という前提で移行の手間を見積もる必要があります。

ボード単位とアカウント全体、2つの書き出し

書き出しには2つの経路があります。1つはボード単位。「Click on the three-dot menu at the top right corner of your board」「Click on More actions」「Click on Export board to Excel」という手順で、ボードの右上のメニューから書き出せます。上限は「You may only export a board with up to 100,000 items at a time.」で、1回に最大100,000件です。

制約もあります。「At the moment, it is only possible to export the table views of a board (the Main board table, or any saved filters except for group by, sort, and conditional coloring, which are not supported in the export process). Board views will not be exported.」で、書き出せるのは表形式のビューだけです。ガントやカレンダーといったボードビューはそのままの形では出ません。更新やサブアイテムを含めるかは選べて、メールで受け取る選択肢もあります。

もう1つはアカウント全体の書き出しです。「As the account admin, you can download your entire account's data to your device. This will download all the boards in the account, including shareable and private boards, as well as any files that have been uploaded to your boards.」とあり、管理者であればアカウント全体のデータを、共有ボードやプライベートボード、アップロードしたファイルも含めてZIPで落とせます。

ただし時間はかかります。「Exporting your account's data, especially on larger accounts, may take up to 24 hours to complete.」で、規模が大きいと完了まで最大24時間。頻度も「You can export all of your account's data once every 24 hours.」で24時間に1回までです。「Archived boards and workdocs are not supported when exporting the account data.」とあり、アーカイブしたボードとワークドックは対象外です。受け取りはメールのリンク経由で、「This link will only be valid for 24 hours」とリンクの有効期限も24時間です。

解約直前に慌てて全部を落とそうとすると、この時間の制約に引っかかります。契約の終わりが見えている場合は、余裕をもって書き出しを始めてください。データの持ち出しやすさは、道具を選ぶときの安全弁でもあります。この観点をどう扱うかは安全性の考え方にも整理があるので、社内で説明する材料として使えます。

日本語で使えるか

日本語対応は公式に明記されています。「You can choose from 15 languages to change your monday.com account into: English, Spanish, French, German, Portuguese, Russian, Japanese, Polish, Dutch, Italian, Korean, Swedish, Traditional Chinese, Simplified Chinese, Turkish」とあり、15言語の中に日本語が含まれます。

切り替え方は「click your profile picture, located at the top right corner of your screen, and then select "My profile". From your profile section, click on the "Language and Region" tab.」で、右上のプロフィール画像から「My profile」を開き、「Language and Region」タブで設定します。

ここで押さえておきたいのは、言語がアカウント(利用者)ごとの設定だということです。管理者が日本語にしても、招待された全員の画面が自動で日本語になるわけではありません。導入時の案内に、言語の切り替え手順を1行入れておくだけで、初動の問い合わせが減ります。料金ページもサポートサイトも日本語版が提供されているので、調べものの段階で困ることは少ないはずです。

monday.comの料金が合うチーム、別の見方をしたほうがいいチーム

ここまでの内容を、判断できる形にまとめます。まず、monday.comのままがいい場合から書きます。

自動化と外部連携を多く使うチームには、monday.comはよく合います。状況の変化に応じて担当を割り当てる、期限が近づいたら通知する、他のサービスと値をやり取りする。この領域はmonday.comが力を入れているところで、無料プランで自動化と連携を使えないようにしていること自体が、そこが中核であることの表れです。工程表についても、日・週・月・四半期・年の表示切り替え、依存関係の矢印、ベースラインでの当初計画との比較まで公式に用意されています。ここまで必要な進行管理をしているなら、席のまとまりで多少払っても釣り合う可能性は十分にあります。

人数が5の倍数にそろっているチームも、この料金体系の不利を受けません。10人、15人、20人といった構成なら、表示されている1ユーザーあたりの金額がそのまま実際の単価になります。エンタープライズを検討できる規模であれば、「The Enterprise plan is available with a minimum term of 12 months.」という最低契約期間12か月の条件はありますが、マルチレベルのアクセス権限や5年のログ保持といった要件を満たせます。

一方で、見積もりが読みにくくなるのは次のような場合です。人数が6人や11人のように、まとまりの境目を1人だけ超えているとき。社外の人が入れ替わりで出入りして、席の数が月ごとに動くとき。使うのは工程表と進捗の共有だけで、自動化はほとんど使わないのに、工程表のためにスタンダード以上を選ばざるをえないとき。この3つに当てはまるなら、料金の立て方が違う道具も並べて比べる価値があります。

席数の前提を外して見積もり直す

料金を比べるとき、金額そのものより先に見るべきなのは「何で区切られているか」です。monday.comは席のまとまりと機能の階層という2つの軸で区切られています。だから、人数が半端だと席で損をし、工程表が欲しいと機能の階層で1段上げることになります。この2つが同時に効くと、当初の想定から離れやすくなります。

ここを別の考え方で設計している道具もあります。この記事を掲載しているサービスの料金ページでは、機能で絞らず、区切るのは人数とボードの数だけという立て方をとっています。上のプランに上げないと工程表が使えない、上のプランに上げないと権限が細かく設定できない、という段差を作らない考え方です。使える範囲はできることにまとめられています。どちらが良いという話ではなく、区切り方が違えば、同じチーム構成でも合計額の出方が変わるということです。

比較のときに手を動かす順番として、次の3つを勧めます。1つ目は、いまのチームで編集する人が何人いるかを数えること。見るだけの人と社外の人は分けて数えます。2つ目は、その人数を各サービスの料金体系に当てはめて、合計額を出すこと。1人あたりの表示ではなく、合計で比べます。3つ目は、いま詰まっていることが料金の上のプランでしか解けないのかを確かめること。工程表が欲しいだけなのに権限や自動化まで込みの階層を買っているなら、そこは見直せる余地です。

同じ観点で他のサービスも見ておくと、判断の幅が出ます。カードを並べる形の板を使ってきたチームならTrelloとの比較が近い比較になりますし、作業の割り当てと期限の管理を軸に見ているならAsanaとの比較が参考になります。文書とデータベースを同じ場所に持ちたいチームはNotionとの比較を、開発の課題管理から入っているチームはBacklogとの比較を見てください。国内のボード型ツールとしてはJootoとの比較もあります。この記事で扱ったmonday.comについてはmonday.comとの比較に、料金以外の観点も含めて整理があります。全体を横に並べて見たいときは比較の一覧からたどれます。

すでにTrelloで運用が回っていて、そのまま板の形を持ってきたいならTrelloからの移行に取り込みの手順があります。ここで正直に書いておくと、自動で取り込めるのはTrelloだけです。他のサービスからの移行は手作業になります。あわせて、リポジトリの機能はありませんし、自動化と外部連携の充実で勝負している道具でもありません。画面は日本語のみです。monday.comのように自動化を軸に業務を組み立てたいチームには、そちらのほうが合います。判断の材料として、認められる範囲は先に認めておきます。

最後に、料金の情報は必ず自分の目で確かめてください。この記事の金額はすべて2026年9月2日時点で公式サイトに表示されていたもので、税抜、年間払い、日本語ロケールという条件が付きます。特別オファーの有無や請求国による違いもあるため、最終的な金額は購入ページで確定させるのが確実です。導入前によく出る疑問はよくある質問にも整理してあります。見積もりを1回で通すには、席数の前提を先に理解しておくこと。それが、この料金体系でいちばん効く準備です。

Q1. monday.comの料金は1人あたりの金額に人数を掛ければ計算できますか?

できません。公式サポートによると料金は席のまとまりで決まる方式で、最低3席から始まり、その先は5の倍数で増えます。4人なら5席、6人なら10席を選ぶことになります。6人でスタンダードを使う場合は10席分の月16,500円(2026年9月2日時点・税抜・年間払い)となり、1人あたりでは表示価格の1.67倍になります。

Q2. 工程表(ガントチャート)はどのプランから使えますか?

公式サポートには、ガントチャートのビューとウィジェットはスタンダード以上で利用できると明記されています。さらにマイルストーンとクリティカルパスの機能はプロとエンタープライズのみです。依存関係の列はプラン説明記事でプロの項に記載されているため、前後をつなぐ運用まで含めるならプロの範囲で見積もるのが安全です。

Q3. 無料プランでチーム全員が試すことはできますか?

無料プランの席は2席で、ゲストもビューアーも招待できないと公式に記載されています。ボードはアカウント全体で3つ、アイテムは200件までで、自動化と外部連携も使えません。上限を超えても既存データは残りますが閲覧のみになります。5人のチームで一斉に試す用途には向かないため、有料プランで確かめる必要があります。

Q4. 社外の協力会社をボードに入れると料金はどうなりますか?

社外の人はゲストとして扱われ、スタンダードでは4人で1席分の課金です。3人までは追加の席なしで招待できます。プロとエンタープライズはゲスト無制限、無料プランとベーシックはゲストを招待できません。メンバーとゲストの合計が席の上限を超えると自動でアップグレードされるため、招待の権限を誰に持たせるかを先に決めておくと安全です。

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