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Notionの通知が来ないときに見る設定|原因を順に切り分ける

2026年9月8日 ・ Pinateca編集部

「notion 通知 来ない」で調べる人の多くは、自分の設定を疑っています。ところが公式ヘルプを読むと、原因の大半は設定の間違いではなく、Notionが意図的にそう作っている仕様のほうにあります。この記事では、通知が届く条件と届かない条件を公式の記述にそって並べ、どこから順に確認すればよいのかを整理します。あわせて、通知が来ないことでチームの進行が止まる場合に、道具の側で何を変えられるのかも扱います。

通知が出る条件は4つしかない

まず前提です。Notionは、何かが変わるたびに全員へ知らせる作りにはなっていません。通知が発生するのは、公式ヘルプが挙げている次の場面です。

・誰かがあなたを@メンションしたとき、またはあなたのコメントに返信があったとき ・そのページの通知を「すべてのコメント」に設定しているとき ・データベースの「ユーザー」プロパティに追加されたとき ・特定の時間に表示されるように、自分でリマインダーを設定したとき

受信トレイに関する説明では、これに「ページに招待された場合」と「他のユーザーが自分のためにリマインダーを設定した場合」が加わります。

ここで重要なのは、この一覧に入っていない出来事です。誰かがページ本文を書き換えた、カードのステータスを変えた、期限を動かした。こうした変更は、既定では通知になりません。「更新したのに誰も気づかない」という状態は、設定の不具合ではなく初期状態そのものです。進行のとりまとめをしている人が最初に確認すべきなのは、自分の端末の設定ではなく、そもそも通知が発生する条件を満たしているかどうかのほうです。

つまり、担当者に気づいてほしい変更があるなら、@メンションを打つか、ユーザープロパティに入れるか、そのページの通知設定を各自に変えてもらうか、いずれかを能動的に行う必要があります。ここを設計しないまま運用を始めると、板や一覧は更新されているのに誰も見ていない、という状態になります。

最も多い原因は「Notionを開いていること」

設定を疑う前に確認したいのが、この1点です。公式ヘルプのFAQには、はっきりこう書かれています。

モバイルデバイスやコンピューターでNotionを開いている場合は、リマインダーのプッシュ通知やメール通知は届きません。受信トレイの隣にバッジが表示されるだけです。 出典: notion.com

さらに、通知のきっかけになったページを今まさに開いて見ている場合も、通知は表示されないと明記されています。

日中ずっとNotionのタブを開いたまま仕事をしている人は、この条件にほぼ常時あてはまります。本人からすると「通知が来ない」ですが、Notion側からすると「開いているのだから受信トレイのバッジで足りるはず」という判断です。開きっぱなしにしていて気づけないのであれば、サイドバー上部の受信トレイを定期的に見る習慣に切り替えるか、次に述べるメール通知の設定を変えるかのどちらかになります。

アプリを開いているかどうかに関わらずメールを受け取りたい場合は、設定の通知の項目にある「常にメール通知を送信する」を有効にします。これを入れると、Notionを使っている最中でもメールが届くようになります。ただし、この設定を全員に入れさせると、メールの量が一気に増えます。1日に30通を超えるようだと、今度はメールのほうが読まれなくなります。入れる相手は、その日のうちに反応してほしい役割の人に絞るのが現実的です。

届くまでの時間差を知っておく

通知が「来ない」のではなく「遅れている」だけ、という場合もあります。公式の受信トレイの説明では、デスクトップアプリまたはモバイルアプリが入っている場合の動きが次のように示されています。

・誰かに@メンションされると、10秒後にデスクトップのプッシュ通知が届く ・5分以内にメンションを確認しない場合や、デバイスでNotionを開いていない場合は、モバイルでプッシュ通知が届く

メール通知についても、通知の時点でNotionが開かれていなかった場合や、モバイルの通知がオフで5分以内に確認しなかった場合に送られると説明されています。

この設計を知っていると、切り分けが速くなります。メンションしてから10秒待ってもデスクトップに何も出ないなら、それはアプリが入っていないか、端末側の通知許可が落ちているかのどちらかです。逆に、5分経ってから携帯に届くのは仕様どおりの動きなので、「遅い」と感じてもNotionの不具合ではありません。急ぎの連絡をNotionの通知だけに頼る設計にしないほうがよい、という判断材料にもなります。

設定の通知画面で確認する項目

ここまでを踏まえたうえで、設定を見ます。設定の通知に進むと、調整できるのは次の項目です。

・モバイルでのプッシュ通知 ・デスクトップでのプッシュ通知とバッジアイコン(デスクトップアプリを使っている場合) ・Slack通知 ・メール通知(ワークスペースでのアクティビティ、ページ更新、ワークスペースダイジェスト)

モバイルの場合は、ホーム上部の「•••」から設定、通知の順に進みます。

チェックする順番としては、まずこの画面で該当の通知がオンになっているかを見て、次にOSの側の通知許可を見ます。Notion側でオンでも、端末の設定でアプリの通知が拒否されていれば何も出ません。特に、集中モードやおやすみモードを常用している人は、Notionだけが例外から外れているケースがよくあります。

Slack通知は、チームで運用するときに効きます。Notionを開く習慣がまだ無いメンバーでも、Slackは1日に何度も見るからです。ただし、Slackへ流す設定は連携側の設定に依存するので、誰が何を受け取るのかを決めずに入れると、チャンネルが更新通知で埋まります。流すのは「ステータスが変わったとき」だけに絞るなど、条件を先に決めてから入れてください。

もう1つ、この画面で確認しておきたいのが、複数の端末を使っている場合の挙動です。通知の設定はアカウント単位なので、パソコンで切った設定は携帯にも効きます。「会社のパソコンでは通知を出したいが、私用の携帯には出したくない」という切り分けは、Notion側の設定ではなく端末側の通知許可で行うことになります。休日に通知を受け取りたくないという相談は多いのですが、これはNotionの中では解決できません。端末のおやすみモードや、アプリごとの通知スケジュールで対応してください。

設定を変えたあとは、必ず自分で試して確かめてください。同僚に協力してもらい、テスト用のページで@メンションを打ってもらうのが確実です。設定画面を眺めているだけでは、どこで止まっているのかは分かりません。確認にかかる時間は2分ほどで、原因の切り分けが一気に進みます。

ページごと、データベースページごとの通知を使い分ける

全体の設定とは別に、ページ単位でも通知の受け取り方を選べます。ページ上部の「•••」から通知設定に進み、「すべてのコメント」または「返信と@メンション」を選びます。関与している案件のページを「すべてのコメント」にしておけば、自分がメンションされていない議論にも気づけます。

データベースのページには、さらに細かい選択肢があります。データベースページを開き、上部の「•••」から通知の項目を選ぶと、次の3つから選べます。

・すべての更新情報。すべての新規コメントとプロパティの変更が通知されます ・重要な更新。すべての新規コメント、およびステータス、担当者、期限の変更が通知されます ・返信と@メンション

進行の管理という目的では、真ん中の「重要な更新」がちょうどよい粒度です。ステータス、担当者、期限という、進行に直接効く3項目の変更だけが届きます。文字の修正や説明文の書き換えでは通知が来ないので、量が膨らみません。

ただし、これは各自が自分で設定するものです。管理者が全員分をまとめて設定する手段は公開資料では確認できませんでした。つまり、チームで「気づかない」を減らしたいなら、この設定手順そのものを共有し、最初に全員にやってもらう必要があります。導入の初日に5分取って全員で設定する、という進め方が結局いちばん早いです。

受信トレイを、通知の代わりに使う

通知が届かないことを前提に運用を組むなら、受信トレイの使い方を覚えるのがいちばん確実です。サイドバー上部の受信トレイには、ワークスペース全体の更新がページやコメントスレッドごとに整理されて集まります。ここに出るのは、@メンション、コメントへの返信、ページの通知を「すべてのコメント」にしている場合の更新、ユーザープロパティへの追加、自分または他人が設定したリマインダー、そしてページへの招待です。

受信トレイでできる操作は、思っているより多くあります。

・通知を選ぶと、メンションや編集が入ったページの該当箇所に直接飛べます。コメントをクリックすれば、そのスレッドの位置まで移動します ・未読と既読、未読のみ、アーカイブ済み、ワークスペース内のすべての更新、で絞り込めます ・通知を既読または未読として付け直せます ・通知をアーカイブできます ・通知にカーソルを合わせて「•••」をクリックすると、そのページの通知設定を「すべての更新情報」「すべてのコメント」「返信と@メンション」から選び直せます ・ページ名の横をクリックすると、通知をページ単位で折りたたんで見られます

作業中に受信トレイを開いたままにしたい場合は、受信トレイを開いて「受信トレイを開いたままにする」をクリックします。「既読をアーカイブ」または「すべてアーカイブ」を使うと、受信トレイには未完了のものだけが残る形になります。この2つを組み合わせると、受信トレイがそのまま「まだ手を付けていないこと」の一覧になります。通知が来ないことに悩むより、この形を作ってしまうほうが再現性があります。

モバイルアプリでも同じ操作ができます。通知を右にスワイプすると既読または返信、長く右にスワイプで既読、左にスワイプで設定を開くかアーカイブ、長く左にスワイプでアーカイブです。長押しすると絵文字で反応することもできます。移動中に見て、その場でさばくという使い方ができます。

自分あてのリマインダーで、忘れを防ぐ

他人からの通知だけでなく、自分で時刻を指定した通知も作れます。リマインダーを設定すると、指定した時刻に受信トレイへ入り、条件を満たせばプッシュ通知やメールも届きます。他のユーザーが自分のためにリマインダーを設定した場合も、同じように受信トレイに入ります。

進行のとりまとめという用途では、次の3つの使い方が効きます。

・相手の返事待ちのカードに、催促する日のリマインダーを置く。待ちの案件を頭で覚えておく必要がなくなります ・締め切りの3日前にリマインダーを置く。当日に気づいても手遅れなことが多いためです ・月末の請求や報告のように、毎月同じ日にやることを置く

ただし、リマインダーもNotionを開いている間はプッシュ通知やメールにならず、受信トレイのバッジだけになります。開きっぱなしで作業する人ほど、リマインダーを置いても気づけないという逆転が起きます。この場合も、受信トレイを1日に何度か見る習慣のほうが確実です。

端末とアプリの側を確認する順番

ここまでの仕様を確認しても届かない場合は、端末側を見ます。切り分けは次の順番が早いです。

第1に、デスクトップアプリが入っているかどうかです。公式の説明では、デスクトップでのコメントやメンションの通知は「アプリがインストールされていて、開いている場合に表示される」とされています。ブラウザだけで使っているなら、デスクトップのプッシュ通知は前提から外れます。

第2に、OS側の通知許可です。アプリごとの通知が拒否されていれば、Notionの設定がどうであれ何も出ません。集中モードやおやすみモードの例外設定も併せて見てください。

第3に、メールの側です。Notionからのメールが迷惑メールに振り分けられていないか、社内のメールサーバー側でフィルターされていないかを確認します。会社のドメインを使っている場合、外部サービスからの通知メールがまとめて隔離されていることがあります。この場合、本人がいくら設定を変えても状況は変わりません。

第4に、アカウントの取り違えです。個人のメールアドレスと会社のアドレスの両方でNotionを使っている人は珍しくありません。メンションされたのが別アカウントのほうだった、という原因は実際によくあります。

この4つを順に見ても解決しない場合は、公式のサポートへ連絡する段になります。その際、いつ・誰が・どのページで・どの方法で通知を発生させたのかを揃えてから問い合わせると、やり取りの往復が減ります。

ユーザープロパティの通知は、個人の側では止められない

逆に「通知が多すぎる」側の話も、切り分けには関係します。公式FAQには次のように書かれています。

残念ながら、プロパティでメンションされたときに通知を受け取らないようにするには、編集アクセスを持つユーザーに、特定のプロパティの設定で通知をオフにするよう依頼する必要があります。個々のユーザーがこれらの通知の配信を停止することはできません。 出典: notion.com

この設定はデータベース側にあります。ユーザープロパティの名前をクリックし、プロパティを編集を選び、通知にカーソルを合わせると、「ユーザーとグループ」「ユーザーのみ」「なし」から選べます。既定では、グループ内のユーザーへの通知数を減らすため、個々のユーザーのみが通知される設定になっています。グループのメンバーにも届けたい場合は、ここを切り替えます。

進行のとりまとめをしている立場からすると、この仕様には両面あります。担当者に確実に届くという点では有利です。一方で、担当者を一時的に付け替えるたびに通知が飛ぶので、整理作業でまとめて付け替えると、相手の受信トレイが一気に埋まります。棚卸しのようなまとめ作業をする前には、通知の設定を「なし」に落としてから作業し、終わったら戻す、という手順を挟むと相手に迷惑をかけずに済みます。

チームで「気づかない」を減らす3つの決めごと

個人の設定をいくら丁寧に直しても、チーム全体では同じ問題が繰り返し起きます。人が入れ替わるたびに、設定していない人が1人ずつ増えるからです。運用でできることは、次の3つに絞られます。

1つ目は、通知を出す側の作法を決めることです。「見ておいてください」と本文に書いても、それは通知になりません。相手に動いてほしいときは@メンションを打つ、担当を変えたときはユーザープロパティを更新する、という2つを全員の共通ルールにします。逆に言えば、この2つ以外の方法で「伝えたつもり」にならないことです。書いただけで伝わったことにすると、後で必ずすれ違います。

2つ目は、確認する時間を決めることです。受信トレイを見る時間を1日2回、たとえば始業直後と昼休み明けに固定します。通知が来る前提ではなく、見に行く前提に切り替えるという意味です。この形にすると、通知設定の差が結果に響かなくなります。

3つ目は、緊急の経路を別に持つことです。当日中に判断が必要なもの、遅れると相手に迷惑がかかるものは、Notionの通知ではなく電話かチャットのメンションで伝えると決めておきます。何を緊急とするかの線引きを先に決めておかないと、全部が緊急になるか、全部が通常になるかのどちらかに寄ります。目安として、24時間以内に返事が要るものだけを別経路にする、という切り方が扱いやすいです。

この3つを決めておくと、通知が届かなかったときの被害が小さくなります。逆に、これを決めずに通知設定だけを詰めると、設定を直した本人だけが気づける状態が続きます。

音や振動での通知は用意されていない

見落とされやすい仕様がもう1つあります。公式FAQでは、音や振動で知らせる方法について、現時点では用意されていないと回答されています。「今後取り組むべき課題として挙がっている」という書き方なので、将来的に変わる可能性はありますが、2026年9月時点では期待できません。

これは運用に直接効きます。視界の外で鳴らして気づかせる、という手段が使えないので、Notionの通知は「見に行って気づくもの」に近い性質を持ちます。急ぎの連絡や、当日中に判断が必要な案件を、Notionの通知だけに乗せる設計は避けたほうが安全です。実務では、期限が近いものだけをチャットに流す、あるいは朝会で受信トレイを一緒に開く、といった補助を組み合わせているチームが多いです。

メール通知とSlack通知の使い分け

設定の通知画面にあるメール通知は、1種類ではありません。公式の説明では、ワークスペースでのアクティビティ、ページ更新、ワークスペースダイジェストという3つに分かれています。加えて、確認したいページやトレンドのページなど、ワークスペースで何が起こっているかに関するメールも受け取れると案内されています。

この違いを知らずに全部をオフにすると、@メンションのメールまで止まります。逆に全部をオンにすると、自分に関係のない更新のメールが毎日届きます。実務では、@メンションと返信に関するものだけを残し、ダイジェスト系は切るという設定に落ち着くことが多いです。ダイジェストは、日々の進行管理よりも、久しぶりにワークスペースを見る人向けの機能だと考えたほうが実態に近いです。

Slack通知は、Notionを開く習慣がまだ無いメンバーに効きます。1日に何度も見る場所へ情報を持っていける点が強みです。ただし、流す条件を決めずに入れると、チャンネルが更新の羅列で埋まり、かえって誰も読まなくなります。流すのは、担当者が変わったときと、期限が動いたときの2種類に絞るところから始めるのが安全です。足りなければ後から増やせますが、増やしすぎたものを減らすのは、慣れてしまった後だと言い出しにくくなります。

なお、Slackへ流したとしても、それはあくまで気づくきっかけです。実際の判断はNotion側の画面で行うことになるので、Slackを見ただけで完結する運用にはなりません。通知の経路を増やすことと、見に行く場所を1つにすることは別の話だと分けて考えてください。

通知を追いかける運用の限界と、板の側でできること

ここまでの内容を整理すると、Notionの通知は「本人が設定し、本人が受け取る」という個人単位の仕組みです。全員に一括で効かせる手段が限られているため、チームの人数が増えるほど、設定した人としていない人の差が広がります。10人のチームで全員が同じ通知設定になっている、という状態を維持するのは、実際にはかなり難しいことです。

そこで考え方を1つ変える余地があります。通知で気づかせるのではなく、開けば分かる場所を1つに絞る、という方向です。進行の状況が1枚の板に集まっていて、その板を毎日開く習慣があるなら、通知の設定差はほとんど問題になりません。逆に、情報が複数の場所に散っていると、通知だけが唯一の接点になり、届かなかった瞬間に進行が止まります。

道具を選び直す場合、通知まわりで見るべき点は3つです。第1に、通知の条件を管理者側で決められるか。第2に、通知が来なくても開けば全体が分かる作りになっているか。第3に、社外のメンバーにも同じように届くか。この3つは機能表の項目名からは読み取りにくいので、実際に触って確かめる部分です。板の上で何がどこまで見えるのかはできることにまとめてあります。

他の道具との違いも、この観点で見ると整理しやすくなります。カード操作の軽さで選ばれることが多いTrelloは、無料プランがワークスペースあたり10ボード・10コラボレーターまでで、カレンダーやタイムラインはPremium以上に含まれます。板を増やすほど費用に効いてくる構造なので、Trelloとの比較で境目を確認しておくと判断が早くなります。タスクの前後関係まで管理したい場合はAsanaが強く、2026年9月時点の公式ページではStarterが1人あたり月1,200円(年額請求)、Advancedが1人あたり月2,700円(年額請求)です。人数課金の効き方はAsanaとの比較で見てください。

文書とデータベースを同じ場所に置く作りの良し悪しを詰めたいときはNotionとの比較、進捗の見せ方とダッシュボードを重視するならmonday.comとの比較が該当します。課題管理を中心に据えるならBacklogとの比較ですが、Backlogは2026年12月31日で現行プランの新規契約が終わり、2027年1月1日からエコノミー・ビジネス・プロフェッショナルの3プランへ移ることが公式に告知されています。フリープランのユーザー上限も10名から5名に変わります。提供終了が決まっている道具から移る前提であればJootoとの比較が参考になります。候補をまとめて見るなら比較の一覧からどうぞ。

料金の考え方も、通知の設計と無関係ではありません。機能で絞らず、区切るのは人数とボードの数だけという組み方であれば、「通知の細かい設定を使いたいから上位プランにする」という判断が要らなくなります。金額そのものは料金で確認できます。いま使っている板から移すときに何が自動で運べるのかはTrelloからの移行、社外メンバーを入れるときの権限とデータの扱いは安全性の考え方にまとめてあります。導入前に出やすい疑問はよくある質問を先に読んでおくと、検討が短く済みます。

最後に、確認の順番だけもう一度まとめておきます。まず、その出来事がそもそも通知の対象かを見る。次に、自分がNotionを開いていないかを見る。次に、設定の通知画面と端末側の通知許可を見る。次に、ページやデータベースページごとの通知設定を見る。ここまでで大半は解決します。それでも届かないなら、メールのフィルターとアカウントの取り違えを疑ってください。この順番で見れば、原因の切り分けは長くても15分で終わります。順番を飛ばして設定画面をあちこち触ると、何を変えたのか分からなくなり、かえって時間がかかります。

通知が来ないという症状は、突き詰めると「気づく仕組みを個人任せにしている」という設計の問題です。設定を直せば当面はしのげますが、人が入れ替わるたびに同じことが起きます。開けば分かる場所を1つ決め、そこを毎日見る習慣を作るほうが、長く効きます。

Q1. Notionを開いているのに通知が来ないのはなぜですか?

仕様です。公式ヘルプには、モバイルやパソコンでNotionを開いている場合はプッシュ通知やメール通知は届かず、受信トレイの隣にバッジが表示されるだけだと明記されています。通知のきっかけになったページを開いている最中も表示されません。開いたままでもメールを受け取りたい場合は、設定の通知にある「常にメール通知を送信する」を有効にしてください。

Q2. メンションしてからどれくらいで届きますか?

公式の説明では、デスクトップアプリが入っていれば@メンションの10秒後にプッシュ通知が届き、5分以内に確認しない場合やNotionを開いていない場合はモバイルにプッシュ通知が届くとされています。メール通知も、通知時にNotionを開いていなかった場合などに送られます。当日中の判断が必要な連絡を通知だけに頼らないほうが安全です。

Q3. ステータスや期限を変えたときに担当者へ通知できますか?

できます。データベースページを開き、上部の「•••」から通知の設定に進み、「重要な更新」を選ぶと、新規コメントに加えてステータス・担当者・期限の変更が通知されます。ただしこれは各自が自分で設定するもので、管理者が全員分をまとめて設定する手段は公開資料では確認できませんでした。導入時に手順を共有して全員に設定してもらう必要があります。

Q4. 通知の音を鳴らすことはできますか?

公式FAQでは、音や振動で知らせる方法は現時点では用意されていないと回答されています。今後の課題として挙がっているという記載はありますが、2026年9月時点では使えません。急ぎの連絡は、チャットへの連携や朝会での確認など、別の手段と組み合わせる設計にしてください。

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