guide

Smartsheetの料金と無料で使える範囲 2026年版|席の種類で決まる請求

2026年9月23日 ・ Pinateca編集部

Smartsheetの料金を調べる人は、たいてい2つのどちらかの立場にいます。トライアルが終わりかけていて、そのまま契約するかを決めなければならない立場か、すでに使っていて請求書の金額を上司に説明しなければならない立場です。どちらの場合も、料金ページの単価を人数で掛ければ済む、という話にはなりません。この道具は席の種類が4つに分かれていて、誰が何をした瞬間に有料の席が1つ埋まるかが決まっているからです。ここでは2026年9月11日時点で日本語の料金ページと公式ヘルプに載っている内容だけを並べて、人数とプランで何が開き、どこで請求が動くのかを順に確かめます。

料金ページに並ぶ4つの区分と、日本円の数字

日本語の料金ページには、プロ、ビジネス、エンタープライズ、アドバンスド パッケージという4つの区分が並んでいます。通貨を日本円に切り替えると、プロが月払いで1メンバーあたり月額1,600円、年払いに切り替えると1メンバーあたり月額1,200円と表示されます。ビジネスは月払いで3,200円、年払いで2,500円です。エンタープライズとアドバンスド パッケージは、どちらもカスタム価格と書かれていて金額は出ていません。問い合わせる形になります。

米ドル表示だとプロが月払い12ドル、年払い9ドル、ビジネスが月払い24ドル、年払い19ドルです。円とドルを並べると、円の側が為替の換算そのままではないことが分かります。国ごとに値段を決める売り方をしているということなので、ドル建てに直して安いほうを探す、という比べ方には意味がありません。稟議に載せるなら、日本円の表示をそのまま使うのがいちばん早いです。

なお、この記事の金額はすべて2026年9月11日に日本語の料金ページで確認したものです。税抜か税込かについては、料金ページ上に明記が見当たりませんでした。公開資料では確認できませんでしたので、実際に支払う金額は見積もりか請求画面で確かめてください。料金ページの下部には機械翻訳に関する断り書きも置かれています。日本語の表記だけで判断が付かないときは、同じページを英語に切り替えて突き合わせると齟齬が見つかることがあります。

人数の条件も区分ごとに違います。プロはメンバー数が1人から10人まで、ビジネスはメンバー数が3人以上、エンタープライズはメンバー数が10人以上と書かれています。つまりプロには上限があり、ビジネスには下限があります。2人のチームはビジネスを選べません。11人のチームはプロを選べません。ここが最初の分かれ道です。

無料で使い続けられるプランについては、料金ページに区分としての記載が見当たりませんでした。案内されているのは30日間の無料トライアルで、クレジットカードは不要と添えられています。無料の枠で長く回す前提を置くと、30日後に必ず判断を迫られます。

席の種類が4つある。人数を数える前にここを決める

この道具でいちばん誤解されやすいのが、使う人の数と払う人の数が一致しないという点です。公式ヘルプの席の種類の説明には、メンバー、暫定メンバー、共同作業者、ゲストの4つが並んでいます。

メンバーは有料の席です。シート、レポート、ダッシュボード、ワークスペースを作って編集して削除でき、他の人に共有でき、自動化を組めます。プランの有料席の数に数えられるのはこの席だけです。

共同作業者は無料の席で、自分に共有されたものを見ることができます。コメント権限を付けて共有されていれば、コメントを書いたり添付ファイルを足したり消したりもできます。できないのは、新しく作ること、中身を編集すること、他の人に共有することです。公式ヘルプには、共同作業者はプロ、ビジネス、エンタープライズのいずれでも無料だと書かれています。

ゲストは社外の無料席です。組織のドメインと一致しないメールアドレスを持つ人が対象で、直接共有されたものだけを開けます。ここに大事な条件が付きます。

The Guest seat type isn't available on Pro plans. On a Pro plan, external users are treated the same as internal users, so anyone shared to an item on a Pro plan follows Member or Contributor rules. 出典: help.smartsheet.com

プロにはゲストという席が無く、社外の人も社内の人と同じ扱いになります。つまり社外の協力会社に編集してもらいたい場面では、その人が有料のメンバーの席を1つ使うことになります。10人という上限に、社外の人も入ってくるわけです。委託先を巻き込んで進行する仕事では、この一行が金額の計算を丸ごと変えます。

共有の段を使い分けると、有料席の数は減らせる

席の種類と別に、ものを共有するときの権限の段があります。段は6つで、所有者を最上位に、管理者、共有できる編集者、共有できない編集者、コメント者、閲覧者と下がります。ここを使い分けると、有料席の数を実際に減らせます。

たとえば、週次で進み具合を見に来るだけの発注元の担当者には閲覧者で足ります。閲覧者なら共同作業者かゲストという無料の席で収まります。行にコメントを残してほしい相手にはコメント者を割り当てます。コメント者の権限で共有されていれば、共同作業者でもコメントを書けて添付を足せます。ここまでは無料です。

有料の席が要るのは、セルの値を自分で書き換える人、新しいシートやレポートを作る人、自動化を組む人です。逆に言えば、進捗を入力する人の数がそのまま有料席の数になります。案件に関わる人が20人いても、実際にセルを触るのが6人なら、有料席は6つで足ります。

ここでよく起きる取り違えがあります。閲覧しかしない人に、念のためと編集の権限を付けてしまう場合です。付けた瞬間にその人が条件に当たる操作をすると、次に説明する暫定メンバーの扱いに入ります。共有するときの既定の段が編集者になっている経路もあるので、最初に共有の段を決めて、それを運用の決まりにしておいたほうが安全です。

公式ヘルプには、共有の段によって画面のボタンの表示まで変わることも書かれています。閲覧者、コメント者、共有できない編集者の場合、右上のボタンが編集の依頼という表示になり、押すと管理者か所有者に承認の依頼が飛びます。つまり権限が足りない人は、勝手に上げられるのではなく依頼を出す形になります。誰が何を依頼してきたかが管理側に集まるので、権限の管理そのものは追いやすい作りです。

暫定メンバーという席が、請求に静かに効く

4つ目の席が、いちばん気を付ける必要のあるものです。公式ヘルプによれば、暫定メンバーはメンバーと同じ全権限を持ちながら、当該の請求期間の終わりまで費用がかかりません。有料のメンバー席を割り当てられていない人が、条件に当たる操作を最初に行った時点で、この席が自動で割り当てられます。

問題は請求期間の終わりに何が起きるかです。既定の動きは降格で、手で有料メンバーに引き上げられなかった暫定メンバーは無料の席、つまり共同作業者かゲストに自動で落ち、それまで使えていた機能を失います。もう一方の設定にすると、期間の終わりに暫定メンバー全員が自動で有料メンバーに引き上げられ、席が足りなければ追加分の費用が次の自動請求か請求書に足されます。

この設定は、進行をとりまとめる人ではなくシステム管理者が持っています。既定のままだと、先月まで普通に入力できていた人が、月が替わった朝に突然入力できなくなります。もう一方にしていると、誰かが軽い気持ちで1つ操作した結果が請求額に乗ります。どちらを選ぶかは会社の考え方によりますが、少なくとも「どちらになっているか」は契約の前に確かめておくべきです。確かめずに走らせると、金額が増えたときも人が困ったときも、原因の説明に時間を取られます。

プロで先に当たる上限は、人数ではなくレポートの枚数

10人まで使えると聞くと、10人になるまで安心だと考えたくなります。実際に先に当たるのは、人数ではなく別の上限であることが多いです。料金ページの機能比較表を見ると、レポートあたりのシート数がプロで1、ビジネス以上で無制限と書かれています。

これは進行のとりまとめに直接効きます。案件ごとにシートを分けて管理している場合、複数の案件をまたいで「今週締め切りの行だけを集めた一覧」を作ろうとすると、レポートが複数のシートを見に行く必要があります。プロではそれができません。案件が3つあれば、レポートも3枚作って別々に開くことになります。週次の確認で開く画面が案件の数だけ増えるので、案件が増えるほど確認の手間が線形に増えます。

ダッシュボードにも上限があります。ダッシュボードあたりのウィジェット数が、プロで10個、ビジネス以上で無制限です。10個というのは、案件が数個で指標が数個なら足りますが、部署の状況をひと目で見せる板を作ろうとすると足りません。

自動化の回数も分かれています。自動化トリガーがプロで月250件、ビジネス以上で無制限です。250件はチーム全体の合計です。行が動くたびに通知を飛ばす作りにしていると、案件が動いている月は月の半ばで枠を使い切ります。自動化が止まったことに気付かないまま運用すると、通知が来ないことを理由に更新が止まり、板が実態から離れます。

ファイルの記憶域も差があります。プロが20GB、ビジネスが1TB、エンタープライズ以上が無制限です。添付1件あたりの最大サイズも、プロが30MB、ビジネス以上が250MBと書かれています。図面や動画を添付して回す仕事では、30MBはすぐに足りなくなります。

もう1つ、開発の担当者が困る箇所があります。API呼び出しがプロでは使えず、ビジネス以上に置かれています。社内の別のシステムと数字をやり取りするつもりなら、プロは選択肢から外れます。

ビジネスに上がると開くもの、そして3人という下限

ビジネスで開くものを機能比較表から拾うと、タイムラインビュー、フォームの条件付きロジック、業務量の追跡、ベースライン、レポートのグループ化とサマリー、アクティビティログ、ドキュメントビルダー、API呼び出し、カスタムカラーとロゴ、ゲスト、校正、シートやレポートやダッシュボードの公開、プランインサイト、グループ管理、バックアップのスケジュール、ドメインの検証などが並びます。

この中で進行のとりまとめに効くものを3つ挙げるなら、ゲスト、アクティビティログ、公開です。ゲストは前に書いたとおり社外の人を無料で招けるかどうかの分かれ目です。アクティビティログは誰がいつ何を触ったかを追える機能で、遅れの原因を後から説明する場面で要ります。公開は、板に招いていない相手にURLで見せられる機能です。招く手続きを踏まずに見せられると、発注元への週次報告がかなり楽になります。

一方で忘れやすいのが下限です。ビジネスはメンバー数が3人以上と書かれています。2人で回している場合、ビジネスの機能が欲しくても人数の条件で選べません。3人分を払って2人で使う、という判断をすることになります。月払いなら3人分で月9,600円、年払いなら月7,500円相当です。

金額の見当を付けるなら、月払いの単価に人数を掛けるのがいちばん早いです。ビジネスの月払い3,200円で計算すると、5人で月16,000円、10人で月32,000円、20人で月64,000円です。年払いの2,500円で計算すると、20人で月50,000円、年に直すと600,000円になります。人の出入りが多いチームは、年払いの割引を取る前に、途中で人数を減らせるかどうかを確かめておいたほうがよいです。

アドオンの月額は、本体の単価とは桁が違う

料金表の下のほうに、アドオンとして売られている機能が並んでいます。ここの金額は本体の単価と桁が違うので、先に見ておく価値があります。

料金ページには、Dynamic Viewが月19,580円から、Data Shuttleが月15,630円からと表示されています。どちらもビジネス以上で使えるアドオンです。「から」と書かれているので、この金額が下限だということです。ビジネスの1人あたり月3,200円と並べると、Dynamic Viewひとつで6人分を超えます。

他にもControl Center、Calendar App、DataMesh、Pivot App、コネクタ、Bridge、Resource Management、Brandfolderがアドオンとして並んでいます。これらは料金ページに金額が出ていません。アドバンスド パッケージという区分を選ぶと、この一群がまとめて付く形になります。

つまりこの道具の費用は、席の単価だけでは決まりません。外部のシステムとデータをやり取りする、社外に安全に見せる、複数の案件を横断して型を揃える、といった要件が出た時点で、席の単価とは別の請求が立ちます。見積もりを作るときは、席の金額とアドオンの金額を別の行にして、どちらがいくらなのかを分けて書いておくと、後の説明が楽になります。

支払いの方法と、契約を動かせる範囲

金額と同じくらい、稟議で聞かれるのが支払いの方法です。料金ページのよくある質問には、主要なクレジットカードとしてVisa、Mastercard、Discover、American Expressが挙げられ、銀行口座引き落としも使えると書かれています。エンタープライズの契約で最低料金を満たす場合は、請求書の発行による支払いに対応し、クレジットカード、小切手、銀行口座引き落とし、電信送金が選べるとされています。請求書払いでないと社内の経理を通せない会社では、この条件が区分の選択を決めてしまうことがあります。

通貨は13種類から選べます。日本円のほかに、米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル、カナダドル、スイスフラン、デンマーククローネ、ノルウェークローネ、ニュージーランドドル、スウェーデンクローナ、シンガポールドル、南アフリカランドが並んでいます。海外の拠点と合わせて契約する場合、どの通貨で請求を受けるかを先に決めておくと、後の経理の突き合わせが楽になります。

契約の変更については、同じよくある質問に、区分の引き上げはいつでもできること、ユーザーの追加や削除、ライセンスの追加購入、契約の解約もいつでもできることが書かれています。ただしこれらは利用規約の条件に従う、とも添えられています。年払いの途中で人数を減らしたときにどう扱われるかは、料金ページの記述だけでは読み取れませんでした。公開資料では確認できませんでしたので、人の出入りが多いチームは契約の前に問い合わせて確かめておくことをおすすめします。

可用性の保証についても記載があります。エンタープライズの契約にはサービスレベル契約に基づく保証があると書かれており、それ以外の区分については保証の記載が見当たりませんでした。止まると業務が止まる使い方をするのであれば、ここは金額より先に見る項目です。

サポートの差は、1人で導入を背負う人ほど効く

見落とされやすいのがサポートの段です。機能比較表では、ヘルプとラーニングの資料、コミュニティ、Webからのチケット発行はどの区分でも使えます。一方で標準サポート パッケージは、プロでは使えず、ビジネスではアドオン、エンタープライズ以上では標準で含まれる形になっています。プレミアム サポート パッケージはビジネスとエンタープライズでアドオン、アドバンスド パッケージで標準です。

技術アカウントマネージャーと専門サービスも、ビジネス以上のアドオンとして並んでいます。プロには置かれていません。

この差が効くのは、導入を1人で背負っている場合です。工程表の作りが分からない、権限の設計をどうすればよいか決められない、といった場面で、聞ける窓口があるかどうかは進み方を大きく変えます。5人のチームで、社内に他に詳しい人がいない状況なら、席の単価の差よりサポートの有無のほうが実質的な費用に効くことがあります。逆に、社内に使い慣れた人がいて自力で組めるなら、サポートの段に払う理由は薄くなります。

提供の状況を、料金以外の4つの点で確かめる

金額だけを見て決めると、契約の後に前提が変わって困ることがあります。確かめる先は4つです。終了していないか、新規の受付が止まっていないか、運営の体制が変わっていないか、料金の仕組みが改定されていないか。この4つは、料金ページを見るだけでは分かりません。

まず終了については、2026年9月11日時点でサービス自体が終わるという案内は見当たりませんでした。新規の受付については、料金ページの機能比較表の下に短い注記があります。

プロ プランは新規のお客様限定です。 出典: jp.smartsheet.com

止まっているのではなく、逆に新規だけに開かれているという意味です。すでに別の区分で契約している場合、プロに移ることはできない読み方になります。安い区分に下げて費用を抑える、という選択肢が最初から無いことがあるので、いま契約している区分が何なのかを確かめてから計算したほうがよいです。

運営の体制については、公開されている発表があります。2024年9月24日付の発表で、BlackstoneとVista Equity Partnersが運用するファンドによる買収について、確定契約を締結したと書かれています。

Smartsheet to be Acquired by Blackstone and Vista Equity Partners for $8.4 Billion 出典: smartsheet.com

買収そのものは良いことでも悪いことでもありません。ただ、持ち主が変わると料金の設計が見直されることはあります。数年単位で使う前提なら、知っておいたほうがよい事実です。なお日本での体制についても、2026年9月8日付で日本法人の代表に関する発表が出ています。

料金の仕組みの改定については、はっきりした資料があります。公式ヘルプに、旧来の区分が新しい区分に置き換わったことをまとめた表が載っています。Basic、Individual、Team Plan、Company Wideといった旧来の呼び名が、ビジネスに統合されたことや、Pro SupportがPremium Supportに置き換わったこと、単体のSmartsheet Universityが提供されなくなりStandard Supportに含まれたことが書かれています。同じ内容の料金表を何年も比べていると、そもそも区分の名前が変わっていて比較にならないことがあります。

見積もりを作る順番を、金額から離して並べ替える

最後に、決める順番を整理しておきます。金額から入ると「安いほうでいいのでは」で止まり、半年後に上の区分へ動くことになります。順番を変えると、迷う回数が減ります。

・まず、板に書き込む人の数を数える。見るだけの人は数に入れない ・次に、社外の人が編集するかどうかを決める。編集するならプロは外れる ・その次に、案件をまたいで1枚の一覧を作りたいかを決める。作りたいならプロは外れる ・そのうえで、外部のシステムと数字をやり取りするかを確かめる。やり取りするならプロは外れる ・最後に、アドオンが要件に入るかを確かめて、席の金額と別の行で足す

この順番で並べると、ほとんどの場合はプロかビジネスかの判断が3つ目までに終わります。人数の掛け算はその後で足ります。

30日の試用期間に、金額に関わる何を測るか

無料で試せるのは30日です。この期間に機能を眺めるだけで終わらせると、契約した後に金額の前提が崩れます。測っておくとよいのは4つです。

1つ目は、実際にセルを書き換えた人の数です。招いた人数ではなく、履歴に残った人数を数えます。ここがそのまま有料席の数になります。招いただけで一度も触らなかった人は、共同作業者かゲストで足ります。

2つ目は、自動化が動いた回数です。プロの上限は月250件なので、30日間で何件動いたかを数えれば、そのままの作りで足りるかが分かります。通知を細かく飛ばす作りにしていると、この段階で超えます。超えたなら、自動化を減らすか区分を上げるかの二択になります。

3つ目は、添付ファイルの合計と、いちばん大きいファイルのサイズです。プロは記憶域20GB、1件あたり30MBです。図面や写真をやり取りする仕事では、30日で当たりが付きます。

4つ目は、案件をまたいで見たい一覧が出てきたかどうかです。試用中に「全部の案件の今週分をまとめて見たい」と一度でも思ったなら、プロのレポートの制約に当たります。この4つを紙に書き出しておけば、区分を決める会話は10分で終わります。

区切り方そのものを比べたくなったときに

料金の話が難しくなるのは、機能の一覧を先に見てしまうからです。丸印を数えると上の区分ほど多いので、上に行くほど良いように見えます。実際に効くのは、毎日開く画面がどれか、そこに何人が書き込むか、その2つです。

他の道具の値付けを並べて見ておくと、相場の感覚が付きます。無料の枠から始めて必要になったら払う形はTrelloとの比較、人数だけで単価が決まる形はAsanaとの比較に整理があります。使った量で費用が動く形はNotionとの比較、席の単価が近い相手はmonday.comとの比較が参考になります。国内の事業者の値付けはBacklogとの比較Jootoとの比較にあり、金額を横並びで見たいときは比較の一覧が早いです。

区切り方には別の考え方もあります。機能ごとに段を作るのではなく、機能で絞らず、区切るのは人数とボードの数だけという方式です。この方式だと、上の段に上がる理由が「使いたい機能が上にあるから」ではなく「人が増えたから」だけになるので、見積もりが人数の計算だけで済みます。優劣ではなく、稟議に書いたときにどちらが通しやすいか、という違いです。段の分け方は料金、その段で何が使えるかはできることにまとまっています。乗り換える場合の段取りはTrelloからの移行、預けたデータの扱いは安全性の考え方に整理があります。判断に迷う点はよくある質問で拾えます。

Q1. Smartsheetに無料で使い続けられるプランはありますか?

2026年9月11日時点の日本語の料金ページには、無料で使い続けられる区分の記載が見当たりませんでした。案内されているのは30日間の無料トライアルで、クレジットカードは不要と添えられています。ただし共同作業者とゲストという無料の席はあり、見る人やコメントする人は有料席を使わずに参加できます。払うのは作る人と編集する人の分だけです。

Q2. プロとビジネスの月額はいくら違いますか?

月払いの日本円表示で、プロが1メンバーあたり月1,600円、ビジネスが3,200円です。年払いにするとプロが1,200円、ビジネスが2,500円になります。プロはメンバー10人までという上限があり、ビジネスは3人以上という下限があります。2人のチームはビジネスを選べず、11人のチームはプロを選べません。

Q3. 使っている人が増えると、勝手に請求が増えることはありますか?

暫定メンバーという席の設定次第で起こり得ます。有料席を持たない人が条件に当たる操作をすると、その請求期間の終わりまで無料で全権限を持つ暫定メンバーが自動で割り当てられます。期間の終わりに自動で有料メンバーへ引き上げる設定にしていると、席が足りない分の費用が次の請求に足されます。既定は降格なので、どちらに設定されているかを先に確かめてください。

Q4. 料金表の金額以外に費用がかかることはありますか?

あります。料金ページにはDynamic Viewが月19,580円から、Data Shuttleが月15,630円からと表示されており、どちらもビジネス以上のアドオンです。Control Center、DataMesh、Pivot App、コネクタ、Bridge、Resource Managementなども金額の表示が無いアドオンとして並んでいます。席の単価とは桁が違うので、見積もりでは行を分けて書いたほうが説明しやすくなります。

ブログ一覧へ

ほかの記事

触ってみるのが、いちばん早い。

5人まで無料で使えます。クレジットカードは不要です。

無料で始める