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Miro CSVインポートの方法|付箋・テーブル・組織図への取り込みと書き出し

2026年9月15日 ・ Pinateca編集部

MiroにCSVを取り込む方法は1つではありません。「CSVを読み込む」ボタンがボード全体に1つあるわけではなく、データをどの形でボードに取り込みたいかによって、付箋として貼る、テーブルか表に変換する、組織図に読み込む、ファイルとして添付する、の4つの道に分かれます。CSVを直接読み込めるのは組織図だけで、付箋とテーブルと表は、いったんExcelかGoogleスプレッドシートで開いてから取り込むのが公式ヘルプセンターに沿った手順です。

この記事では、2026年10月8日にMiroの公式ヘルプセンター(日本語版)を開いて確かめた内容をもとに、取り込み先ごとの手順と上限、逆にMiroからCSVへ書き出したときに何が残り何が落ちるかを順に並べます。最後に、ボードの内容を進行管理の道具へ移したい場合の考え方も扱います。

取り込み先は4つあり、それぞれ上限が違う

最初に、4つの道を一覧にします。どれを選ぶかは、取り込んだあとにそのデータで何をしたいかで決まります。

取り込み先 元のファイル 主な上限 向いている用途
付箋 スプレッドシートからコピーしたセル 1つのセルが1枚の付箋になる アイデアの一覧を並べ替える、グループ分けする
テーブル Excelファイル(.xlsx) 500行、30列まで 担当や日付の入った一覧を、並べ替えや絞り込みで扱う
表 Excelファイル(.xlsx) 500行、30列まで。表1件あたり最大2,500セル 見た目を整えた一覧を資料として見せる
組織図 CSVファイル 公式ページに件数の記載なし 人と報告関係のデータから組織図を描く

このほかに、スプレッドシートのファイルをそのままボードに添付する方法もあります。公式のアップロード方法の説明では、次のように書かれています。

スプレッドシート(.xslx や CSV ファイルを含む)は、閲覧専用ファイルとしてインポートすることも、テーブルや表を作成するために使用することもできます。 出典: help.miro.com

対応しているファイル形式の一覧では、表やスプレッドシートとしてxls、xlsx、csv、odsが挙げられています。アップロードできるファイルの大きさは、ソースの種類に関わらず最大30MBです。添付したファイルは閲覧のためのもので、中の数字をボード上で編集することはできません。編集したい場合は、残りの3つの道のどれかを選びます。

検索で上位に出てくるのはヘルプセンターの個別のページですが、それぞれが1つの道しか説明していないため、どの道を選べばよいかが分かりにくくなっています。迷ったときは「並べ替えたいか」「日付や担当で絞り込みたいか」「人と人のつながりを描きたいか」の3つで選ぶと、取り込み先がほぼ決まります。

付箋として取り込む手順

ワークショップの準備で、事前アンケートの回答やアイデアの一覧を付箋にしたい場面はよくあります。この場合はファイルを読み込むのではなく、スプレッドシートからコピーして貼り付けます。付箋のヘルプページには、任意のスプレッドシートからデータをコピーし、付箋の集合としてボードに貼り付けられること、そのとき1つのセルが1枚の付箋になることが書かれています。

手順は次のとおりです。

  1. CSVをExcelかGoogleスプレッドシートで開く
  2. 付箋にしたいセルの範囲を選び、WindowsならCtrl+C、MacならCmd+Cでコピーする
  3. Miroのボードを開き、貼り付けたい場所でCtrl+VまたはCmd+Vを押す

注意したいのは、1つのセルが1枚になる点です。「タイトル」と「説明」を別の列に入れていると、同じ行の内容が2枚の付箋に分かれます。1枚の付箋にまとめたい場合は、スプレッドシートの側で列を結合した列を作り、その列だけをコピーします。100行のアンケートを3列のままコピーすると、付箋は300枚になり、ボードの上で並べ直すだけで時間がかかります。

付箋にしたあとで、内容をもう一度一覧に戻したくなることもあります。付箋を選択し、コンテキストメニューの三点リーダーから「CSVにエクスポート」を選ぶと、付箋の内容をCSVで書き出せます。ワークショップで分類した結果を、そのまま報告書の表に戻す使い方ができます。

この方法はプランを問わず使えます。取り込む前にスプレッドシートの側で重複した回答を削除し、似た内容の行を並べておくと、ボードの上でグループ分けするときに同じ内容の付箋を探す手間が減ります。ただし、Freeプランは編集できるボードが最新の3件までなので、取り込みのための作業用ボードを毎回作ると、古いボードから順に編集できなくなります。作業用のボードは1枚に決め、使い終わった付箋は消して使い回すと枚数を節約できます。

テーブルか表に変換する手順

担当者や日付の入った一覧を取り込むなら、テーブルか表に変換します。どちらもExcelファイル(.xlsx)をアップロードして変換する手順が案内されているので、CSVの場合はExcelかGoogleスプレッドシートで開いて.xlsxで保存し直してから始めます。

  1. Miroのボードを開く
  2. 作成ツールバーの「ツール、メディア、インテグレーション」アイコン(+)をクリックする
  3. 「アップロード」を検索して選び、「ローカルデバイス」を選ぶ
  4. 取り込みたいExcelファイルを選ぶ。ボードにドラッグ&ドロップしてもよい
  5. 開いた画面で「テーブルに変換」「表に変換」「ファイルとして追加」のどれかを選ぶ
  6. 「テーブルに変換」の場合は、先頭行をヘッダーとして使うかどうかを指定する
  7. 「選択」をクリックする

どちらに変換する場合も、Excelファイルのアップロードは最大500行、30列までと書かれています。これを超える一覧は、取り込む前に分割するか、必要な列だけに絞ります。

テーブルと表は名前が似ていますが、役割が違います。表は見た目を整えた一覧で、セルの色や結合を自由に変えられ、表1件あたりの最大セル数は2,500です。テーブルはレコードとフィールドで構成され、カスタムフィールド、開始日と終了日、フィルターと並び替え、グループ化、タイムライン表示、「blocked by」と「blocking」による依存関係を扱えます。取り込んだ一覧を進行の管理に使いたいならテーブル、資料として見せたいなら表を選びます。

テーブルについては、プランの表記に注意が要ります。ヘルプセンターのテーブルのページは「すべての Miro プラン」で利用可能としていますが、料金ページの機能比較表では「データテーブル」がBusiness以上の行に記載されています。リンクのフィールドはBusinessとEnterpriseのみと書かれ、ゲストの編集者はテーブルを追加も編集もできないとも明記されています。取り込んだテーブルで依存関係や日付まで使う予定があるなら、契約中のプランで実際に変換して、使える機能を確かめてから運用を決めるほうが確実です。

もう1つの方法として、スプレッドシートのセルをコピーし、既存の表のセルを選んで貼り付けることもできます。行数の少ない一覧を追加するだけなら、こちらのほうが手早く済みます。

テーブルに取り込んだあとは、フィールドの整理から始めます。新しいテーブルには、Miroのカードにある項目に対応する既定のフィールドが用意されており、不要なものは削除、編集、非表示にできます。Excelの列名がそのままフィールドになるため、取り込む前に列名を「担当」「開始日」「終了日」「状態」のように短く整えておくと、取り込んだあとの手直しが少なくて済みます。なお、フィールドを削除すると元に戻せず、連動しているすべてのテーブルから直ちに削除されるとヘルプセンターに書かれています。試しに取り込んだテーブルでフィールドを整理するときは、連動テーブルを作る前に済ませておきます。

組織図にCSVを読み込む手順

CSVファイルを直接読み込めるのが組織図です。ヘルプセンターでは「すべてのプラン」で利用可能とされ、CSVからデータをインポートして組織図に反映し、新しいCSVをアップロードすれば組織図を更新できると説明されています。

作成の手順は次のとおりです。

  1. 組織図を作りたいボードを開く
  2. 作成ツールバーの「ツール、メディア、インテグレーション」(+)をクリックする
  3. 「組織図」を検索して選ぶ
  4. ボード上の任意の場所をクリックして組織図を配置する
  5. 「CSVをインポート」をクリックして、組織のデータをアップロードする

読み込むときは、スプレッドシートの列を組織図の項目に割り当てます。PersonID、SupervisorID、Name、Titleといった一般的な見出しは自動で見分けられます。

列 中身
PersonID その人を一意に表す値。仕事用のメールアドレスなど
SupervisorID 上司のPersonID。組織図の一番上の人は空欄にする
名前 その人の名前
役職名 役職
採用中 空席や募集中のポジションならYes。それ以外は空欄
その他の列 カードに表示されるカスタムフィールドとして読み込まれる

人事の名簿から作る場合、つまずきやすいのはSupervisorIDです。上司のメールアドレスが名簿の表記と1文字でも違うと、報告関係がつながらずにカードが離れて表示されます。読み込む前に、SupervisorIDの値がすべてPersonIDの列に存在するかを、スプレッドシートの検索関数で確かめておくと手戻りがありません。

組織図はCSVへの書き出しにも対応しています。組織図を選び、コンテキストメニューの縦三点リーダーから「CSVにエクスポート(エクセル)」を選びます。各カードが1行になり、報告関係は保たれるため、書き出したCSVを読み込み直せば同じ組織図を作り直せます。ただし、「Add name」や「Add role」と表示されている空のカードは書き出されず、カードの文字の書式もプレーンテキストになります。

Googleスプレッドシートやクラウドから取り込む道

CSVを手元のパソコンに保存せず、Googleドライブなどのクラウドに保存したまま扱っているチームも多いはずです。この場合も取り込みの道はあります。

1つ目は、Googleドライブのインテグレーションです。対応しているファイル形式のページには、Googleドキュメント(スプレッドシート、ドキュメント、スライド)をGoogleドライブのインテグレーションでインポートし、ボード上で直接編集できると書かれています。CSVをGoogleスプレッドシートで開いて保存しておけば、そのスプレッドシートをボードに追加し、ボードを離れずに中身を直すことができます。

2つ目は、アップロードのメニューからクラウドのファイルを選ぶ方法です。ボードにファイルをアップロードする方法のページでは、Googleドライブ、Dropbox、Box、OneDriveからファイルをアップロードでき、すべての選択肢がアップロードのメニューにあると案内されています。ただし、ビジターはこの方法を使えません。ログイン不要の公開リンクで入っている社外の人に取り込みを頼む運用は成り立たないので、取り込みはメンバーが担当すると決めておきます。

3つ目は、URLからのアップロードです。ウェブ上のファイルへの直接のリンクを貼ってアップロードできます。ただ、社内のファイル共有の仕組みは認証が必要なことが多く、直接のリンクで取り出せない場合があります。社内規程で外部のサービスに保存してはならないと決まっているデータは、そもそもボードに取り込んでよいかを先に確かめます。

どの道を選んでも、ファイルの容量の上限は30MBで変わりません。クラウドに保存した大きな一覧は、必要なシートや列だけを別のファイルに切り出してから取り込むほうが、読み込みの待ち時間も短く済みます。

取り込んだデータを更新し続けるときの考え方

CSVの取り込みは、基本的に一度きりの写しです。元のスプレッドシートを直しても、ボードに取り込んだ付箋や表は自動では変わりません。PDFについては、アップロードしたファイルとMiroの間のつながりは一方向で、元のPDFを変えたら埋め込み直しが要るとヘルプセンターに明記されています。スプレッドシートから取り込んだデータも、同じ前提で扱うのが安全です。

ここで決めておきたいのは、どちらを正とするかです。名簿や予算のように、元のスプレッドシートが正で、ボードは議論のために写しを表示する場所であれば、議論が終わるたびにボードの写しを削除し、次の議論で取り込み直します。組織図はこの運用に向いていて、ヘルプセンターでも新しいCSVをアップロードして組織図を更新できると案内されています。

反対に、ボードの上で付箋を動かしながら内容を決めていく使い方では、ボードが正になります。この場合は、決まった内容をCSVで書き出し、元のスプレッドシートに戻す作業を、会議の終わりの手順に組み込んでおきます。どちらが正かを決めずに両方を直していくと、2週間もすれば、どちらにも最新の内容がない状態になります。

テーブルには、ボードをまたいで同じレコードを見せる仕組みもあります。テーブルをコピーして貼り付けるときに連動テーブルを選ぶと、どの場所で直しても更新が反映されます。アクセス権は元のテーブルが作られたボードで管理されるため、元のボードに入れない人には、貼り付けた先でもテーブルが見えません。複数のボードで同じ一覧を使う場合は、元のボードの権限を最初に整えておきます。

用途別のおすすめの取り込み方

最後に、とりまとめる立場の人がよく出会う用途ごとに、どの取り込み方を選べばよいかを整理します。

事前アンケートの回答をワークショップで分類したい場合は、付箋として取り込むのが向いています。回答の列だけをコピーして貼れば、1件が1枚になり、そのまま並べ替えやグループ分けに使えます。分類が終わったら、付箋を選んでCSVに書き出し、報告書の表に戻します。

タスクの一覧を担当と期日つきで並べたい場合は、テーブルに変換します。フィルターや並び替え、タイムライン表示が使えるため、会議中に「今週が期日のもの」だけを表示するといった使い方ができます。依存関係も扱えますが、プランによって使える機能が変わる可能性があるため、契約中のプランで試してから運用を決めます。

部署の体制図を作りたい場合は、組織図にCSVを読み込みます。人事の名簿からPersonIDとSupervisorIDの列を作れば、報告関係が自動でつながります。異動のたびに新しいCSVを読み込めば、図を描き直す必要がありません。

予算表や見積もりのように、数字を見せるだけで編集しない一覧は、表に変換するか、ファイルとして添付します。見た目を整えて資料の一部にしたいなら表、元のファイルをそのまま参照してほしいなら添付が向いています。

MiroからCSVに書き出すと何が残るか

取り込みとは逆に、Miroの中身をCSVで外へ出したいという目的で検索する人もいます。ボードのエクスポート方法のページによれば、CSVへの書き出しはすべてのプランで使えます。

書き出せるのは、ボード上のテキストです。対象として付箋、表、カード、テキストボックス、図形が挙げられています。手順は、フレームやボードの内容を選び、コンテキストメニューの三点リーダーから「CSVにエクスポート」を選ぶだけです。ボード全体を出す場合は、ボードのエクスポートのサブメニューから「スプレッドシート(CSV)にエクスポート」を選びます。

できあがるCSVは、テキスト、カードの概要とURL、付箋とカードのタグの順で列が並びます。ここで知っておきたいのは、ボードの構造や要素どうしの関係が含まれないことです。公式のよくある質問では、現時点ではCSVへの書き出しにボードの構造や要素同士の関係といった情報は含まれず、表をCSVとして書き出す場合だけ構造が保存されると説明されています。付箋をどのフレームに置いたか、どの付箋とどの付箋を線でつないだかは、CSVからは読み取れません。

書き出しには環境の制限もあります。CSVへの書き出しはChrome、Safari、Firefoxのブラウザーとデスクトップアプリで使え、Opera、バージョン79未満のEdge、タブレット、モバイル端末には対応していません。また、ボードの所有者がボードコンテンツの設定で書き出しを許可していない場合は、メニューに項目が出てきません。書き出しのメニューが見つからないときは、自分の環境より先に、ボードの設定を確かめるよう所有者に頼むのが近道です。

コメントも書き出しの対象外です。公式のよくある質問では、書き出したドキュメントにコメントは含まれないとされています。議論の経緯をコメントに残しているボードでは、CSVだけでは記録が欠けることを前提にしておく必要があります。

書き出しの形式そのものにも限りがあります。同じよくある質問では、現時点でボードを保存できるファイル形式はPDF、JPG、CSVとされ、PowerPoint、PNG、SVGでの書き出しには対応していないと書かれています。書き出したドキュメントにはフレームのタイトルも表示されないため、フレームごとに書き出したCSVを後から見分けるには、ファイル名にフレームの名前を付けて保存するか、フレームの中にタイトルをテキストとして書いておく工夫が要ります。

書き出したCSVを別の道具で読み込む前には、一度スプレッドシートで開いて中身を確かめます。テキスト、カードの概要とURL、タグの列が並んでいるので、移す先で使わない列は削除し、担当者や期日のように移す先で必要な列を追加してから保存し直します。この下ごしらえを省くと、移す先でカードの説明欄にURLやタグが混ざった状態になり、1件ずつ直す手間が生まれます。

取り込みでよく詰まる場所と確かめ方

ここまでの手順で取り込めないときに、先に確かめておきたい点を並べます。

  1. ファイルの形式。テーブルと表への変換は.xlsxで案内されています。CSVのまま変換の選択肢が出ない場合は、スプレッドシートで開いて.xlsxで保存し直します
  2. ファイルの大きさ。アップロードできるのは最大30MBです。画像を埋め込んだExcelは、見た目より大きくなることがあります
  3. 行と列の数。テーブルと表への変換は500行、30列までです。上限を超える場合は、ファイルを分けて複数のテーブルにします
  4. 文字の見え方。CSVをExcelで開いたときに日本語が正しく表示されているかを、取り込む前に確かめます。スプレッドシート上で崩れているデータは、Miroに入れても崩れたままです
  5. 権限。テーブルはボードの所有者と編集者が使える機能で、ゲストの編集者は追加も編集もできません。社外の人に取り込みを任せる場合は、権限を先に確かめます
  6. 組織図のつながり。SupervisorIDがPersonIDと一致しているかを確かめます

現場でよく聞くのは、取り込み自体は数分で終わったのに、そのあとの並べ直しに半日かかったという話です。取り込む前にスプレッドシートの側で列を絞り、並び順を整えておくほうが、ボードの上で手を動かすより早く終わります。

ボードの内容を進行管理の道具へ移す場合

CSVで検索する人の中には、Miroで洗い出したタスクを、別の進行管理の道具へ移したいという人もいます。ワークショップで付箋に書き出した作業を、担当と期日の入ったタスクとして追いかけたいという場面です。

この場合の流れは、Miroから付箋やカードをCSVで書き出し、スプレッドシートで担当者と期日の列を追加してから、移す先の道具に取り込む、という順番になります。先に見たとおり、CSVにはテキストとタグは残りますが、フレームの位置や線のつながりは残りません。どの付箋がどの段階に属していたかは、書き出す前にタグを付けておくか、フレームごとに分けて書き出すことで残せます。

移す先の道具を選ぶときは、何を自動で取り込めるかを先に確かめます。ボード型のタスク管理ツールの中には、自動で取り込めるのがTrelloのエクスポートファイルだけというものもあり、その場合Miroのデータはカードを手で作り直すことになります。たとえばTrelloからの移行のページでは、取り込みの対象をTrelloのボード、リスト、カード、ラベル、チェックリスト、添付、コメントと明記しています。Miroからの移行は対象に入っていないため、件数が多いときは作り直しの手間を見積もってから決めます。

一方で、手で作り直す件数が数十件で収まるなら、移す先の画面で直接カードを作るほうが、CSVの形式を合わせる作業より早いことも少なくありません。移す先で使えるボードの種類やカードに載せられる項目はできることに、人数とボードの数による料金の区切りは料金にまとまっています。キャンバスで考えを広げる作業はMiroに残し、決まったタスクだけを移すという分け方なら、作り直す件数自体を減らせます。

他の道具と取り込み機能を比べたい場合は、比較の一覧が入口になります。導入前によく聞かれる点はよくある質問で確かめられます。

Q1. MiroにCSVファイルをそのまま読み込めますか?

CSVを直接読み込めるのは組織図です。組織図を配置したあと「CSVをインポート」から読み込めます。付箋、テーブル、表に取り込みたい場合は、CSVをExcelかGoogleスプレッドシートで開き、セルをコピーして貼るか、.xlsxで保存し直してからアップロードして変換します。ファイルとして添付するだけなら、CSVのままアップロードできます。

Q2. テーブルに取り込める行数の上限はありますか?

公式ヘルプセンターでは、Excelファイルをテーブルや表に変換する場合の上限を最大500行、30列としています。表はさらに1件あたり最大2,500セルです。上限を超える一覧は、ファイルを分けて複数のテーブルにするか、必要な列だけに絞ってから取り込みます。

Q3. MiroからCSVに書き出すと、付箋の配置や線のつながりは残りますか?

残りません。公式のよくある質問では、CSVへの書き出しにボードの構造や要素同士の関係は含まれず、表を書き出す場合だけ構造が保存されると説明されています。書き出されるのはテキスト、カードの概要とURL、付箋とカードのタグです。コメントも含まれません。

Q4. FreeプランでもCSVの取り込みと書き出しはできますか?

CSVへの書き出しはすべてのプランで使えると案内されており、組織図もすべてのプランで利用可能とされています。ただしFreeプランは編集できるボードが最新の3件までです。取り込みの作業用にボードを増やすと古いボードが編集できなくなるため、作業用のボードを1枚に決めて使い回すと安全です。

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