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ネットワーク 工程 表 の 書き方を調べている人の多くは、バーチャートで組んだ工程が1本の遅れで崩れた経験を持っています。棒を並べた表は読みやすい代わりに、どの作業が次を止めているのかを持っていません。ネットワーク工程表は、その関係を線として残すための書き方です。この記事では、準備の段取りから作図、日数の計算、そして工事が始まってからの直し方までを、順に並べます。
工程表は1種類ではありません。書き方を選ぶ前に、何を見せたいのかを決めるほうが早く終わります。
バーチャート工程表。 縦に作業を並べ、横軸を日付にして棒を引く形です。作り方が簡単で、誰が見ても読めます。現場の詰所に貼るならこの形が最も伝わります。弱点は、作業の前後関係が棒の位置としてしか表れないことです。1本遅れたときに、どこまで影響するかは読み取れません。
ガントチャート。 縦に作業を並べ、横軸に進捗率を置く形です。どの作業がどこまで進んだかが一覧できます。日付が入っていないので、遅れているかどうかの判断には別の情報が必要になります。実務では、横軸に日付を置いた棒の図をガントチャートと呼ぶことも多く、呼び分けは職場によって違います。
ネットワーク工程表。 作業を矢印か四角で表し、前後関係を線でつなぐ形です。日付は図の中に出てきませんが、どの作業が次を止めているかがすべて線として残ります。
曲線式工程表。 縦軸に出来高の累計、横軸に日付を置いて、計画の曲線と実績の曲線を並べる形です。全体の進み具合を1本の線で見られます。作業ごとの遅れは見えません。
| 形 | 分かること | 作る手間 | 遅れたときの追跡 |
|---|---|---|---|
| バーチャート | いつ何が動くか | 小さい | 人が読み替える |
| ネットワーク | どの作業が次を止めるか | 大きい | 線をたどれば出る |
| 曲線式 | 全体の進み具合 | 小さい | 作業別には出ない |
実務では、ネットワーク工程表で計画を組み、その結果をバーチャートに落として現場へ共有する2段構えが最もよく回ります。1つの形で全部を済ませようとすると、どこかで無理が出ます。
メリットを先に並べます。ここに納得がないと、手間の掛かる作図に時間を割く判断ができません。
どの作業が全体を決めているかが分かります。 前後関係を線で持つと、遅れが許されない経路が計算で出てきます。この経路をクリティカルパスと呼びます。ここだけを重点的に見張れば足りるので、監視の対象が絞られます。作業が30件ある工事で30件を毎日見るのは無理ですが、6件なら見られます。
遅れの影響範囲が読めます。 1本遅れたときに、そこから先へ伸びている線をたどるだけで、手待ちが出る作業が決まります。バーチャートだけで管理していると、この追跡を人が記憶でやることになり、抜けます。
短縮の相談に数字で答えられます。 工期を1週間縮めたいという要望に対して、人を足すべき作業が図から決まります。余裕のある作業に人を足しても全体は1日も縮まないという説明も、図があれば短く済みます。
手戻りの原因が事前に見えます。 先行作業の抜けは、作図の途中で見つかります。「この作業を始めるには何が終わっていなければならないか」を全件について答えると、答えられない作業が出てきます。そこが計画の穴です。
関係者の合意が取りやすくなります。 前後関係が図になっていると、協力会社との調整で「なぜこの日からなのか」を説明できます。日付だけを示す表では、根拠が示せません。
デメリットも同じだけ書きます。
作るのに時間が掛かります。 作業の洗い出しと先行関係の確認に、規模によっては数日かかります。急ぎの案件で最初からこの形を選ぶと、着工が遅れます。
読める人が限られます。 結合点や余裕日数の考え方を知らない人に図を見せても伝わりません。現場へはバーチャートに落として渡す前提で作るほうが現実的です。
変更に弱い形で作ると、更新が止まります。 図形を手で並べて作った図は、作業が1本増えるたびに描き直しです。描き直しの手間が判断の速さを食い始めると、更新されない図になります。更新されていない工程表は、実態と合っていないという意味で、無いよりも危険です。
規模の上限があります。 作業が50件を超えると、1枚の図には収まりません。工程を塊に分け、塊ごとに図を作って、塊のあいだの関係だけを別の図で持つ形に切り替えます。
ネットワーク工程表には表記法が2つあり、どちらで書くかを最初に決める必要があります。混在させると読めなくなります。
矢印に作業を載せる書き方。 丸で描いた結合点のあいだに矢印を引き、矢印の上に作業名、下に所要日数を書きます。アローダイアグラムやPERT図と呼ばれるのがこの形です。試験で出題されるのも多くはこちらです。同じ2つの結合点のあいだに作業を2本並べられないという制約があるため、破線で描くダミー作業を使って回避する場面が出てきます。
四角に作業を載せる書き方。 四角の中に作業名と日数を書き、四角と四角を矢印で結びます。矢印は順序だけを表します。ダミー作業が要らないので作図が素直で、作業の追加にも強い形です。市販の工程管理ソフトの多くはこの形を採用しています。
どちらを選ぶかの基準は単純です。試験の対策や、社内に既存の図がある場合は、既にある形に合わせます。これから新しく作るなら、四角に載せる書き方のほうが、後の変更に耐えます。
用語も先に揃えておきます。作業はアクティビティ、区切りの点はイベントまたは結合点、余裕日数はフロート、遅れが許されない経路がクリティカルパスです。同じものを別の呼び方で話している人が会議に2人いると、それだけで30分が消えます。着手前に呼び方を1枚の紙に書いて配ってください。
作図に入る前の準備で、工程表の質はほぼ決まります。ここを飛ばすと、描き直しを何度も繰り返します。
手順1、対象の範囲と単位を決めます。 どこからどこまでを1つの図で扱うかです。工事全体か、1つの棟か、1つの階か。そして、作業をどれくらいの粒度で立てるかを決めます。粒度の目安は、1つの作業が2日から10日に収まる大きさです。1日未満の作業を立てると図が読めなくなり、1か月の作業を1本にすると遅れを検知できません。
手順2、作業を洗い出します。 図面や仕様から作業を書き出します。ここで落ちやすいのは、人が手を動かさない時間です。養生期間、検査の待ち、承認の待ち、材料の入荷待ち。次の作業を止めているものは、すべて作業として立ててください。図の日数が毎回実績より短く出る現場は、ここが原因です。
洗い出しのやり方には、2つの向きがあります。図面や仕様から順に拾っていく向きと、完成した状態から逆にたどる向きです。慣れないうちは、両方やって突き合わせるのが確実です。順に拾うと、終盤の検査や引き渡しの作業が薄くなります。逆にたどると、着工前の申請や準備が薄くなります。両方から寄せると、抜けが目に見えて減ります。
洗い出した作業は、いったん付箋か行の並びにして、順序をつけずに並べてください。この段階で順序を考え始めると、思いついた順に並べてしまい、後から入る作業の置き場所が無くなります。数を出し切ってから並べ替えるほうが早いです。
手順3、先行関係を1件ずつ確認します。 「この作業を始めるには、どれが終わっていなければならないか」を前向きに聞きます。「この作業の後に何をしますか」と後ろ向きに聞くと、担当者は自分の次の仕事を答えるので、他の業者へ渡る関係が落ちます。落ちやすいのは、自分以外の人が終わらせる作業です。
同時に始められるかどうかも必ず確認します。担当者は習慣で順番に並べる傾向があり、本当は並行できる作業まで直列に答えます。「この2つは同じ週に進められますか」と1件ずつ聞くと、日数が縮む場所が見つかります。ここで見つかる短縮は、作図の前に得られる成果です。
所要日数は、この段階で決めなくてかまいません。先に順序を確定させてから日数を入れるほうが、手戻りが少なくなります。
準備ができたら、描いて計算します。
手順4、順序どおりに並べます。 先行のない作業を左端に置き、順に右へつないでいきます。矢印は左から右へ向け、右から左へ戻す線は引きません。差し戻しのある工程は、やり直しの作業を別に立てるか、日数の中に見込むかで扱います。番号を振るのは並べ終わってからです。先に振ると、作業が増えたときに全部振り直しになります。
手順5、所要日数を入れます。 1つの数で書けない作業には、うまくいった場合、ありそうな場合、悪くなった場合の3つを聞きます。この3つに1、4、1の重みを付けて足し、6で割ると使える数が出ます。3日、5日、13日なら、3足す20足す13で36、6で割って6日です。値そのものより、悪くなった場合を声に出して聞くことで、その作業が持っているリスクが言葉になることに意味があります。
協力会社の日数を、そのまま信じるかどうかを決めます。 見積として出てくる日数には、相手側の予備が入っています。そこへ自分の予備を重ねると、工期が実際より長く出ます。相手の日数をそのまま使うと決めるなら、自分の予備は経路の終わりにだけ置きます。どちらの方針で組んだかを図の外に1行書いておくと、後から見た人が二重に予備を足しません。
手順6、前と後ろから計算します。 左から右へ、各区切りの最も早く始められる日を出します。区切りへ入ってくる作業が複数あるときは、それぞれ「手前の日数に作業日数を足した値」を計算し、最大のものを取ります。全部終わらないと次へ進めないからです。次に、終わりの日を全体の日数として置き、右から左へ戻ります。出ていく作業が複数あるときは「先の日から作業日数を引いた値」の最小を取ります。いちばん厳しい制約に合わせるためです。
2つの計算が終わったら、区切りごとに後ろの計算の値から前の計算の値を引きます。この差が余裕日数です。差がゼロの区切りをつないだ経路がクリティカルパスになります。
注意が1つあります。 余裕日数は区切りに対して出た値で、経路上の作業それぞれに同じ日数が配られているわけではありません。余裕が2日ある経路で、手前の作業が2日使い切ると、その先の作業の余裕はゼロになります。ここを誤解して2か所で2日ずつ使い、全体が2日遅れるという事故がよく起きます。
言葉だけでは手が動かないので、作業5つの小さな例で1周させます。
作業は次の5つとします。準備が2日、基礎が6日、資材の搬入が3日、組立が5日、検査が2日です。順序は、準備が終わると基礎と資材の搬入の両方に入れます。基礎と資材の搬入の両方が終わると組立に入れます。組立が終わると検査に入り、検査が終わって完了です。
前の計算をします。 起点をゼロとして、準備が終わる区切りは2日です。そこから基礎と資材の搬入が並行して出ます。基礎が終わる区切りは2に6を足して8日、資材の搬入が終わる区切りは2に3を足して5日です。組立に入れるのは両方が終わってからなので、8日と5日の大きいほうを取って8日です。組立が終わる区切りは8に5を足して13日、検査が終わる区切りは13に2を足して15日。全体の工期は15日になります。
後ろの計算をします。 完了を15日として戻ります。検査の開始できる最も遅い日は15から2を引いて13日。組立は13から5を引いて8日。ここから基礎と資材の搬入の2本に分かれます。基礎の側は8から6を引いて2日、資材の搬入の側は8から3を引いて5日。準備が終わる区切りは、この2つのうち小さいほうを取って2日です。
余裕を出します。 準備が終わる区切りは、後ろの計算が2日で前の計算も2日なので、差はゼロ。基礎が終わる区切りも8日と8日でゼロ。資材の搬入が終わる区切りは、後ろが8日で前が5日なので、差は3日です。
つまり、余裕がゼロの経路は準備、基礎、組立、検査の並びで、これがクリティカルパスです。2足す6足す5足す2で15日、全体と一致します。資材の搬入には3日の余裕があるので、この作業に人を足しても工期は1日も縮みません。工期を縮めたいなら、基礎か組立に手を入れることになります。
なお、余裕がある作業をわざと遅らせて人の配置を平らにする調整も、この余裕日数を使って行います。同じ週に3つの作業が重なって職人が足りないとき、余裕のある作業を後ろへずらせば、工期を変えずに山を崩せます。余裕日数は遅れを吸収するためだけの数ではなく、配置を組み替える余地でもあります。
計算が正しいかどうかの検算は簡単です。余裕ゼロの区切りが起点から終点までひと続きにつながっているかを見ます。途切れて見えたら、どこかで足し引きを間違えています。
エクセルのひな型を配っているサイトは多数あり、土台にするのは合理的です。ただし、そのまま使うと3つの問題が出ます。
作業の粒度が自分の現場と合っていないことがあります。 配られているものは、作った人の工事を前提に行が決まっています。住宅の改修向けに作られた表を設備の工事に使うと、埋まらない行が半分出ます。空欄の並んだ表は、見た人に「この表は自分の現場に合っていない」という印象を与えて、更新されなくなります。使う前に、合わない行は削ってください。
数式の参照が崩れることがあります。 余裕日数や工期を自動で計算する数式が入ったひな型は便利ですが、行を挿入したときに参照がずれることがあります。表示されている工期だけを信じて発注を決めると、実際とは違う日数で動くことになります。数式の結果は目安として扱い、少なくとも1回は手で検算してください。
配布元の条件を読みます。 社内で使うだけなら問題にならないことが多いですが、加工して協力会社へ配る使い方では、配布元が置いている条件を確認する必要があります。有料の商品の案内を含む記事から落としたファイルは、無料で使える範囲がどこまでかを先に見てください。
もう1つ、ひな型を探し続けてしまう問題があります。完璧な様式を探して数日を使うより、作業を20件書き出して順序をつないだほうが早く終わります。様式の出来ではなく、埋まっている行の数が工程表の質を決めます。
図を引いて終わりにすると、2か月後には実態と合わない紙になります。運用の作法まで含めて工程表です。
進捗状況によって、フォローアップが必要です。フォローアップとは、遅れが出た場合に計画を修正することを指します。ネットワーク工程表を作成しても、実際の工事が始まってからは天候などによる遅れ、クライアントの要望に合わせた修正や調整が発生することは珍しくありません。修正点としては主に、所要日数や順番の見直し、アクティビティーの追加などが挙げられます。 出典: andpad.jp
直すのは日数だけではありません。順番そのものと、作業の追加も含まれます。ここを日数の修正だけで済ませようとすると、実際には順序が変わっているのに図が古い状態になり、余裕日数の計算が全部狂います。
更新の頻度は週に1回で足ります。 毎日直すのは続きません。週に1回、実際の進み具合を入れて計算し直すと、余裕ゼロの作業の一覧が入れ替わります。この入れ替わりを追えている状態が、工程を管理できている状態です。
更新した結果を、現場へどう渡すかを決めておきます。 図そのものを配っても読まれません。渡すのは3つだけで足ります。全体の完了予定日、余裕ゼロの作業の一覧、そして余裕がある作業とその日数です。この3つが毎週更新されていれば、現場は判断できます。
余裕ゼロの作業には担当と期限を必ず付けます。 図の上では作業名でも、動かすのは人です。担当が決まっていない作業がクリティカルパス上にあるなら、それは日数の問題ではなく体制の問題です。
自社だけで完結する工程と、複数の会社が入る工程では、同じ書き方では足りません。足す項目が3つあります。
受け渡しの区切りを、必ず独立した点として立てます。 A社の作業が終わってB社が入る場所は、作業の途中ではなく区切りとして描きます。区切りになっていれば、そこで検査するのか、立ち会うのか、書類を交わすのかを紐づけられます。作業の途中で会社が変わる図は、遅れたときにどちらの責任か分かりません。
待ち時間を、どちらの責任で数えるかを決めます。 B社が入れるようになってから実際に着手するまでの間が空くことがあります。この待ちを工程表の上でB社の作業日数に含めると、B社の見積が長く見えます。独立した待ちの作業として立てて、誰の手配で短くなるのかを書いてください。
連絡の経路を図の外に1枚作ります。 工程表は作業の順序を表す図で、誰に連絡すればよいかは書かれていません。区切りごとに、遅れが出たときの連絡先を1行だけ並べた紙を添えます。この1枚があるかどうかで、遅れが判明してから対処が始まるまでの時間が変わります。
そして、協力会社の担当者に工程表を見せるときは、図そのものではなく、その会社に関係する区切りと日付だけを渡します。全体の図を渡されても読む時間はありません。関係する3行だけであれば読まれます。
いちばん多い失敗は、工程表が古くなったことに誰も気づかないまま進むことです。気づくための見方を2つだけ決めておきます。
1つめ、余裕がゼロの作業の一覧が、先週と変わっていないかを見ます。 工事が進んでいれば、この一覧は毎週入れ替わります。3週続けて同じ並びのままなら、更新されていないか、実績が入力されていないかのどちらかです。中身を読む前に、変化しているかどうかだけを見ます。
2つめ、完了予定日が動いていないかを見ます。 遅れが出ているのに完了予定日が1日も動いていない工程表は、遅れを吸収したのではなく、遅れが入力されていない可能性が高いです。吸収したのであれば、どの余裕を使ったかが言えます。言えないなら入力されていません。
この2つを週の頭に見る運用にすると、工程表が飾りになる前に気づけます。図の中身を全部読む運用にすると、忙しい週に飛びます。
現場で図が崩れる原因は、だいたい次の5つに集まります。
待ち時間を作業にしていない。 養生、検査、承認、入荷。人が動いていない時間を落とすと、計算上の日数が実際より短く出ます。
1本の矢印に複数の作業を詰め込んでいる。 業者が変わる場所で切っていないと、どちらが遅れているのか分かりません。切る基準は、担当が変わるかどうかです。
天候の影響を見込んでいない。 屋外の作業が続く区間では、日数に予備を持たせるか、雨天の予備日を別に立てます。予備を作業ごとに水増しすると、水増し分は必ず使われます。経路の終わりにまとめて置くほうが、本当に必要な作業だけが使います。
図を1人で抱えている。 引いた人しか更新できない状態になると、その人が現場に出た週は更新が止まります。更新できる人を2人にしてください。
紙とファイルの版が増えている。 最新がどれか分からなくなった時点で、工程表は機能を失います。共有の場所に1つだけ置き、手元にコピーを作らない運用を最初に宣言してください。
手で描くのは、作業が10件までなら現実的です。エクセルで図形を並べる方法も広く使われていて、前と後ろの計算は数式で組めます。ただし、作業が1本増えるたびに図形を手で並べ替えることになり、番号の振り直しも手作業です。そして、1人が引き直しているあいだ、他の人はその図を見られません。引き直し途中の図は誰にも見せられないので、いったん閉じて作業し、終わってから共有します。その数時間、現場は古い図を見て動きます。
専用の道具に移すなら、見る点は4つです。
作業と作業を線でつなげるか。 棒を並べられるだけの道具では、順序の情報が持てません。前後関係を線として保持できるかを最初に確認します。
同じデータを別の形で見られるか。 計画を組む段階は順序の図が向いていて、現場へ共有する段階は日付の並びが向いています。同じデータをガントで見て、カンバンで見て、カレンダーで見られる形なら、転記が発生しません。転記が発生する形だと、2週目には片方が止まります。板の種類とカードに持たせられる項目はできることにまとまっています。
協力会社の人を、費用をかけずに見る側に入れられるか。 工程表は、社内より社外の関係者に見てほしい資料です。人数で料金が決まる道具では、見るだけの人を数えるかどうかで金額が変わります。閲覧だけのゲストを人数に含めない、アーカイブした板は数に含めないといった数え方が明記されているかを確認してください。無料の範囲と有料に移る境目は料金のページで確認できます。表示が税抜か税込かも、その場で見ておく項目です。
試す段階で本番と同じ機能に触れるか。 工程表を作るのは、たいてい着工の直前です。試す期間は1週間もありません。機能で絞られる形だと、肝心のガントの部分に触れないまま判断することになります。機能で絞らず、区切るのは人数とボードの数だけという区切り方なら、数人で全機能を確かめてから広げられます。
苦手な部分も書いておきます。リポジトリの機能は持たず、自動化と外部サービスとの連携では勝負していません。自動で取り込めるのはTrelloだけで、他のサービスからは手で移すことになります。移し方はTrelloからの移行で確認できます。
道具ごとの持ち方の違いを個別に見るなら、案件と課題の管理から入るところと、表の見せ方から入るところを並べて見るのが速いです。Backlogとの比較とmonday.comとの比較が入り口になります。7社を横に並べた表は比較の一覧にあります。条件の数え方で分からないことが出たら、よくある質問を先に見てください。
ネットワーク工程表を書くこと自体は、準備が終わっていれば半日の作業です。難しいのは、毎週直し続けることのほうです。直した結果が関係者に届く場所に置いてください。
用途が違うので、両方を使い分けるのが実務的です。前後関係を確かめて工期を決める段階はネットワーク工程表、現場へ共有する段階はバーチャートが向いています。ネットワークで組んだ結果をバーチャートに落として貼る2段構えが、最もよく回る形です。
1つの作業が2日から10日に収まる大きさが目安です。1日未満の作業を立てると図が読めなくなり、1か月の作業を1本にすると遅れを検知できません。担当する業者が変わる場所では、日数が短くても必ず作業を切ってください。
うまくいった場合、いちばんありそうな場合、悪くなった場合の3つを聞き、1対4対1の重みを付けて足して6で割ります。作業ごとに日数を水増しすると水増し分は必ず使われるので、予備は経路の終わりにまとめて置いてください。
週に1回で足ります。毎日直す運用は続きません。直すのは日数だけでなく、順番の見直しと作業の追加も含みます。更新後は、全体の完了予定日、余裕がない作業の一覧、余裕がある作業とその日数の3つを関係者へ渡してください。